カンボジアは、日本から直行便もあって意外と行きやすく、遺跡が魅力的な国ですよね。
そんなカンボジアに行くためには何を準備したらいいのかをリストアップしてみました。
カンボジアの気候と観光地の雰囲気
カンボジアの気候は、一年通して高温多湿ですので、服装は日本の夏と同じで良いでしょう。
近年、政府が力を入れているので観光客がよく訪れる場所は環境が整っており、大抵のものは現地で揃えられますが、必要経費を抑えるためにも必要な物は揃えておきましょう。
女子旅も安心!カンボジア旅行の持ち物リスト【必需品】
まずは必需品からご紹介します。
パスポート(残存期間6か月以上)
パスポートは海外旅行では必須ですよね。
残存期間は6か月以上必要ですので必ずチェックしましょう。
ビザ
カンボジアに行くためにはビザが必要になります。
パソコンやスマホからでもとれるE-VISAで取得するのが手軽でおすすめです。
ホテル宿泊予約表
ホテルのチェックインは、パスポート見せるだけで済む場合が多いのですが、もしも提示を求められた時のために持参しておきましょう。
ホテルの送迎タクシーを利用する際も、提示を求められる時があります。
アメリカドル
カンボジアではアメリカドルとリエルの2つの通貨が使用されており、アメリカドルさえ用意しておけば困ることはありません。
ただし、2ドル札はあまり流通しておらず、断られることもあります。
盗難など万が一のことを考えて、高額な100ドル、50ドル札は避けて、20ドル札以下を小分けして持っておくのが良いです。
20ドル、10ドル、5ドル、1ドルの4種類をたくさん用意しておきましょう。
クレジットカード
多くの店で使えるようになっており、現金を持ち歩かなくて済むのでおすすめです。
カードの種類は、VISAカードが一番通用しやすく、続いてMastercardのようです。
その他JCBなどは使えないことが多いそうですが、ATMでのキャッシングサービスは利用できる場合があるので、いざという時のために持っておいても良いでしょう。
衣類
夏服は必須ですが、日焼防止や冷房対策にカーディガン、高級レストラン用にワンピースを持っていくのがおすすめです。
最低3日分くらい持っていけば、よほどの格安ホテルでない限り洗濯サービスがあるはずです。
洗濯は有料のホテルもあるので事前に調べおくと良いでしょう。
ホテルにはパジャマが無いことも多いので、必要な人は持っていきましょう。
帽子
カンボジアは日差しがとてもきついので帽子は必ず持っていきましょう。
砂埃などで汚れやすいので、汚れても手軽に洗えるものがおすすめです。
スニーカー
遺跡観光をするにあたって歩きやすい靴は必須です。
歩きやすいスニーカーが良いですが、暑くて蒸れたり、突然の雨でずぶ濡れになることもあるのでスポーツサンダルもおすすめです。
日焼け止め
厳しい日差しの中で過ごすので、日焼け止めを塗らないとすぐに日焼けしてしまいます。
外出する時は必ず塗りましょう。
虫よけスプレー
カンボジアの蚊に刺されると、デング熱やマラリアに感染する恐れがあり、とても危険なので虫よけスプレーで予防対策をしましょう。
高圧ガスや引火性のガスのスプレーは持ち込めませんが、虫よけスプレーはたいてい持ち込めます。
日本では蚊のシーズンを過ぎると通常店舗では手に入りづらくなるので、そういったときはネットで買うといいです。
スマホ
旅行にスマホは必要ですよね。
現地でネットに繋ぐのにおすすめなのは、現地で格安のSIMカードを購入することです。
ただ、カンボジアのSIMカードを使えない場合もあるので自分のスマホが使用可能か調べておきましょう。
SIMカードが使用できなくても、WiFiルーターを借りるという手もあります。
モバイルバッテリー
旅先では調べ物をしたり、写真を撮ったりとスマホを触る機会が多く、バッテリーの減りが気になるところです。
モバイルバッテリーを準備しておけば、その心配も減らせるので持っていくのがおすすめです。
預かり入れの荷物に入れることが禁止されているので機内に持ち込まなければならないことと、容量に制限があることを覚えておきましょう。
変圧器
日本のドライヤー、ヘアアイロンなどの電化製品を使うときには、故障しないために変圧器を使いましょう。
物によっては変圧器が必要ない場合もあります。
iPhoneの充電器は100~240Vに対応しているので必要ありません。
・キャリーケース/バックパック
一都市だけの短期間の旅行であれば、ホテルや空港で楽に移動できるキャリーケースがおすすめです。
複数の都市を移動する長期滞在の旅行であれば、移動する機会が多いのでバックパックのほうがおすすめです。
・防水バッグ
カンボジア独自の旧正月のお祝いであるクメール正月期間(4月中旬)に旅行へ行く際は防水バッグは必需品です。
街中の人が誰彼構わず水を掛け合い、下着までずぶ濡れになります。
スマホなどの電子機器は防水バッグで守りましょう。
・雨具(折りたたみ傘/カッパ)
6~11月の雨季は、スコールは物凄く激しいものなのでカッパや折りたたみ傘は必需品です。
安い簡易的なカッパだと雨の激しさにカッパが破れてしまうようなので、出来れば登山用などの丈夫なものを用意しましょう。
・化粧品類
嵩張らないように試供品など小さいサイズのものがおすすめです。
機内に自分で用意したものを持ち込む場合は、100ml以下の容器に入れて20センチ四方以下の透明な袋に入れておかなければなりません。
・歯磨きセット
設備の充実したホテルならアメニティとして置いてありますが、一般的な設備のホテルでは置いていない可能性もあるので、持って行った方が良いでしょう。
・常備薬
毎日飲んでいる薬は忘れずに持っていきましょう。
しかし、機内に預ける荷物に入れてしまうといざ遅延した際や紛失した際に飲めなくなってしまうので、常に持ち歩くのが良いでしょう。
・生理用品
カンボジアでも、日本で見かけるメーカーの生理用品が売られてはいますが、自分の普段使っているものが一番ですので基本的には持参しましょう。
カンボジア旅行の持ち物リスト【あると便利なもの】
続いて、持って行くと便利なものをご紹介します。
・ウェットティッシュ
カンボジアのローカルな飲食店では必ずお皿などの食器をティッシュなどで拭く必要があります。
現地の人々も、飲食物に接触するものは拭いてから使用しているようです。
おしぼりが配られることも少ないようで、手を拭くのにも使います。
また、遺跡観光で汚れたり、交通手段のトゥクトゥクの座席が汚かったりしたときに重宝します。
・フェイスタオル
汗をかいたときや突然雨に降られて濡れたときにあると便利です。
・マスク
カンボジアでは、道路でバイクや車通るたびに砂埃が舞います。
砂埃対策のためにマスクがあると便利です。
・軍手
遺跡観光をする際に、階段を登るときなどに手すりや壁に手を掛けて登ることになります。
尖っている部分や錆びている部分などがあるので軍手があると安心です。
・レンタルWiFi
SIMカードが使えない際にレンタルWiFiがあるとスマホをネットに繋げるので便利です。
SIMカードの購入とレンタルWiFi利用のどちらがよいか、価格などを比較してみてください。
・水着
カンボジアには、プール付きのホテルも多いので水着があると楽しめます。
現地でも購入できるようですが、あまりデザインを選べないことも多いようで、持って行っておくと安心です。
・防寒着
エアコンが効きすぎて寒い場所もあるので、一枚用意しておくと良いでしょう。
カンボジアに持ち込めないものは?
・10,000USドル相当額以上の外貨(税関申告が必要になります。)
・タバコ(紙巻タバコ200本以上、葉巻100本以上、刻みタバコ400g以上)
・2リットル以上の酒類
・爆発物、麻薬、銃器などの軍装品
他にもパソコンやオーディオ機器を大量に持って行った場合には、営利目的と怪しまれることもあります。
ポルノ雑誌やDVDなども禁止されており、持っていた場合は没収されたり、警察から事情聴取をされたりします。
カンボジアで急病にかかった時の費用はどれくらい?
カンボジアで急病になり高額な医療費を支払うケースもあります。
・デング熱で入院一週間・・・20万円
・風邪を引いて病院で受診・・・1回1万円
カンボジアで手術が必要になった方で100万円かかった話もありました。
感染症にかかるリスクもあるので、海外旅行保険には必ず入っておきましょう。
AIG損保やクレジットカードの海外保険、エアトリの海外旅行保険などがありますので、選んで自分に合ったものに入りましょう。
まとめ
いかがでしたか。
カンボジアの特徴を知り、旅の準備をしっかりして楽しい旅にしてくださいね。