中国旅行の持ち物リスト!必需品や便利グッズ、これだけあれば大丈夫!

中国は、美しい景色やパンダ、ノスタルジックな上海、万里の長城、香港ディズニーランドなど中高年だけでなくファミリーや若い人にも人気の旅行先です。

では、中国旅行で快適に過ごすためには、何を持っていくべきなのでしょうか。

 

今回は、中国旅行で絶対に持っていくべき必需品やあると便利なグッズを紹介します。

余計なものを持たずスマートに中国を旅行したい人必見です。

 

これだけは絶対に持っていこう!中国旅行の必需品

中国旅行で絶対に必要なものを紹介します。何はともあれ、すぐにバックに入れてしまいましょう。

 

パスポート

中国旅行に限らず、海外を旅行する時に必ず持っていなければならないのがパスポートです。

日本人の場合、15日が無査証滞在期間ですが、パスポート残存期間が有効期限6ヶ月以上+旅行日数以上ある方が良いとしています。

 

パスポートの残存期間をチェックしておきましょう。また、紛失した時のために、パスポートのコピーを持っておくと安心です。

 

16日以上は観光ビザが必要!

ビザなしで中国に観光目的で滞在する場合は、15日以内と決められています。

それ以上になると観光ビザを取得する必要が出てきますが、ビザの申請書類はインターネットからダウンロードしましょう。

 

他にパスポート原本、パスポートの顔写真のページのコピー、写真、ビザ申請者の航空券、ホテル予約表、旅程表などが必要になります。

それらを用意して管轄区域のビザ申請センターもしくは総領事館に持っていきます。

 

出発日を含めて何日滞在するのか確認しておきましょう。

 

航空券・ホテルの予約確認書

空港のチェックインカウンターは、電子化が進んだおかげでパスポートを見せればチェックインが可能となりましたが、不安な場合は航空会社やツアー会社から届くメールなどをコピーして持参しましょう。

ホテルの予約確認書もコピーしておくと安心です。

 

クレジットカード

航空券をインターネットで予約した場合は、料金の支払いに利用したクレジットカードの提示を求められることがあるので、忘れずに持参しましょう。

また、ホテルに宿泊する場合はデポジットが必要となりますが、クレジットカードがないと現金を預ける必要があります。

 

中国では国際キャリアのVISA、AMEXなどが利用できないお店も多いので、銀聯カード(Union Pay Card)を持っていれば安心です。

 

現金

中国では、キャッシュレス化が進んでいるので、クレジットカードは必需品ですが、店舗によっては現金や銀聯カードのみの使用が可能などの場合があります。

また、タクシーに乗車する時は現金が必要となりますので、多少の現金を用意しておくと安心です。

 

中国の空港での両替はレートが悪く、銀行で両替するのは面倒なので、クレジットカードでの引き出しがおすすめです。

現金払いをメインにすると両替手数料が高くつくので注意しましょう。

 

スマホ・充電器

中国の情報や地図、現地の人と会話をする時に必要な翻訳機能などがあると、中国旅行がより一層楽しいものになります。

そのために、スマホやタブレットなどの通信機器は必需品です。

 

ホテルや充電をする環境によっては、ソケットの数が少なく何度も差し替える必要が出てくることもあるので、スマホやwifiルーター、モバイルバッテリーが同時に充電できる3つ穴以上のUSBポートがあると便利です。

 

中国では原則、変換プラグが不要!

中国のコンセントは日本と同じ形状をしているので、変換プラグは必要ありません。

また、日本の電圧は100Vですが、中国は220Vなので、ドライヤーやヘアアイロンを日本から持参する場合は変圧器が必要となります。

 

スマホやタブレット、デジカメ、電気シェーバーなどは100V ~240Vまで対応しているものが多いので、変圧器がなくても問題ありません。

心配な場合はACアダプターをチェックして「入力(INPUT)100-240V」と明記してあれば大丈夫です。

 

モバイルバッテリー

中国の街を歩き回っている時に、スマホやタブレットのバッテリーがなくなって不安な思いをしないようにモバイルバッテリーは常に充電してバックの中に入れておくと安心です。

 

マスク

中国から飛来する黄砂やPM2.5は日本でも問題になっていますが、中国では、街並みが見えなくなるほどのスモックが社会問題化しています。

「マスクなしで1日市内観光したら喉が痛くて数ヶ月も症状が治まらず辛い思いをした」という観光客もいるほどです。

 

気管支が弱い人やお子さん、高齢者だけでなくマスクは持参しましょう。

特にPM2.5に対応しているマスクがあれば安心です。マスクは、紫外線対策や寒さ対策にもなる便利グッズです。

 

海外旅行保険

広い中国を横断するような旅行の場合は、疲れて体調を壊し病院のお世話になることもあるでしょう。

旅行日数が少ない中国旅行でも、不測の事態に備えて海外旅行保険に入っておくと安心です。

 

また、クレジットカードによっては、24時間日本語サポートなどの手厚い付帯保険が付いている場合もあります。

補償内容とカードの破損、盗難、紛失時の対応も確認しておくことをおすすめします。

 

厚手のコート【冬シーズン】

アジア東部に属している中国は全国的に大陸性モンスーン気候に属していますが、国土が広いため、年間を通じて温暖なエリアと冬と夏の温度差が激しい場所などがあります。

特に内陸部や北部の冬は厳しい寒さが続きます。厚手のコートやダウンジャケット、ホカロン、手袋、マフラーなどの防寒対策をしっかりしておく必要があります。

 

逆に「南海の宝島」と呼ばれ観光客に人気の海南島は、年間を通じて温暖で、冬場でも平均26度くらいです。

旅行ツアーでよく訪れる北京の冬は昼の平均気温が1℃~3℃夜の平均気温は10℃~1℃程度上海は、昼の平均気温8℃~13℃、夜の平均気温は0℃~11℃くらいです。

 

訪れる場所の気温や湿度をチェックしておきましょう。

乾燥地帯であれば、体感的に気温よりも少し寒く感じます。

 

また、夏場も紫外線や冷房対策のため、羽織るものを用意しておくと安心です。

 

中国旅行でもっていくと便利な持ち物

上記では、中国旅行の必需品について説明しましたが、ここでは、着替えや下着、靴下以外に持っていくと中国旅行が一層楽しめる便利なグッズについて紹介します。

モバイルWiFi・海外用SIM

中国では、Yahoo!Japanの検索やGoogle、LINEなど一部サイトへのアクセスが制限されていますが、Wi-Fi環境と言う意味では、先進国と言えます。

北京や上海などの大都市はもちろん、地方都市でも無料のWi-Fiスポットを簡単に見つけることができます。

 

無料Wi-Fiはフリースポットがメインなので、IDとパスワードを教えてもらえれば日本のスマホやタブレットでも接続可能です。

また、プリペイドSIMはマカオと香港、中国本土で使えるプランもあります。

 

日本で事前に購入して中国に着いたらSIMを入れ替えて使用しても良いでしょう。

 

ネット規制を楽にクリアするならデータローミング

中国はフリーWi-Fiが発達していますが、日本のYahooやGoogle、Instagramなどは遮断されており使えないのが実情です。

以前は、VPNサービスを利用して規制をすり抜けて日本のサイトにアクセスすることが可能でしたが、近年は規制が強化されており、アクセスできないこともあります。

 

そこで、ネット規制をクリアしているWi-Fiを利用するデータローミングがおすすめです。

中国でのローミング料金をリストアップするので、参考にしてください。

 

docomo(ドコモ) au(KDDI) Softbank(ソフトバンク)
サービス名 海外パケホーダイ
パケットパック海外オプション 海外ダブル定額
世界データ定額 海外パケットし放題
通信方式 国際ローミング通信 国際ローミング通信 国際ローミング通信
基本定額料金
(パケット通信料込) 海外パケホーダイ
1,980円/日
2,980円/日
(2段階制)
パケットパック海外オプション(基本プラン)
980円/24時間
【国地域プラン】
1時間/200円
3日間/2,480円
5日間/3,980円
7日間/5,280円 海外ダブル定額
1,980円/日
2,980円/日
(2段階制)
世界データ定額
980円/24時間
(国別単位) 1,980円/日
2,980円/日
(2段階制)

事前申し込み 海外パケホーダイは不要
パケットパック
海外オプションは必要 必要 必要
加入必要サービス WORLD WING LTE NET/LTE NET for DATA 世界対応ケータイ

 

ファスナー付きのクリアケース(複数)

パスポートやチケット、ホテルのバウチャー、旅程表などの書類やコピー類、ボールペンをファスナー付きのクリアケースに入れておくと、すぐに取り出せるので便利です。

また、搭乗前セキュリティチェックは厳しく、金属製品や電化製品、充電ケーブルなどは全て取り出す必要があります。

 

見やすいクリアケースに入れて整理しておけば、セキュリティチェックの時にダブルチェックを受ける必要がなくなります。

また、日本や中国の硬貨もファスナー付きのクリアケースに入れておくと便利です。

 

クリアケースはいろいろなものを小分けすることや濡れたものをしまうなど便利に使えるので必要に応じて複数枚用意しておくと良いでしょう。

 

ボールペン・メモ

機内で配られる入国カードをその場で書き込んでおけば、到着してから空港で書き込む必要がなく、時間を節約できます。

また、都市部でもあまり英語が通じず中国語しか話せないという人が多いので、ノートとボールペンを常にバッグに入れておけば、いざと言う時は、漢字で筆談できるので安心です。

 

部屋着

ホテルにパジャマやガウンがない場合もあるので、パジャマ兼用の部屋着があると便利です。

室内の温度調整ができない場合や、朝晩の冷え込みに備えて長めのウェアが良いでしょう。

 

スリッパ

ホテルによっては、室内履きが用意されていないこともあるので、スリッパがあると便利です。

また、機内でも靴を脱いでおくと楽なので、スリッパを機内持ち込みしておくと良いでしょう。

 

サンダル

スリッパの代わりにサンダルを用意しても良いでしょう。

暑い夏やホテルの近所にあるコンビニへちょっと買い物に行く時などに便利です。

 

化粧品

スーパーマーケットやデパート、コンビニで化粧水や乳液などの基礎化粧品とメイク道具を購入することもできますが、同じメーカーのものでも日本と仕様が違う場合もあります。

また、環境の違いから肌が荒れる場合もあるので、普段から使い慣れているものを持参すると良いでしょう。

 

シャンプー・リンス・ボディーソープ

ホテルによっては、リンスインシャンプーやソープが用意されていることもありますが、肌に合わない場合もあるので、心配な人は持っていくと良いでしょう。

また、リンスやコンディショナーは、常備されていないことがあるので、必要な人は持参することをおすすめします。

 

歯ブラシ・シェーバー

歯ブラシやシェーバーが用意されていないことがあります。

現地でも調達できますが、品質に不安がある場合は、日本から持参すると良いでしょう。

 

日焼け対策グッズ(帽子・サングラス・日傘)

中国の夏の日差しは強烈です。

春や秋も思いのほか、紫外線が強いので、日焼け止めクリームやサングラス、帽子、日傘などの日焼け対策グッズを忘れないようにしましょう。

 

特に広州や深圳、厦門は沖縄より南に位置しているので、年間を通じて日焼け対策グッズが必要となります。

また、湿度も高く蒸し暑いので、扇子や涼感作用のある汗拭きシートなどもあると便利です。

 

雨具

中国は広いので、雨が降る時期も場所によって多少の違いがあります。

しかし、7月~8月は降水量が多いので、傘やレインコートなどの雨具があると安心です。

 

また、上海や広州、深圳など中国南部の沿岸地域は雨が降りやすい気候です。

晴雨兼用の傘や防水加工された上着などがあると便利です。

 

常備薬

普段服用している薬があれば、忘れずに持参しましょう。

その際、飲んでいる薬の英名などがわかればメモしておくと安心です。

 

また、旅行では、環境が変わるため風邪やお腹を壊す場合もあります。

風邪薬や整腸剤なども用意しておきましょう。

 

ウエットティッシュ

中国のローカルなレストランでは、お手拭きが用意されていないので、ウエットティッシュを持っていると便利です。

また、B級グルメの食べ歩きや屋台での食事などの時は、汚れた手を拭くためにウエットティッシュは必需品です。

 

トイレの便座が汚れている時や汗拭きシートとしても活用できます。

 

カメラ

中国の美しい風景や楽しい食事風景など旅行の思い出をお気に入りのカメラで撮る人も多いでしょう。

しっかりとしたストラップ付のカメラなら首にかけておけるので、決定的瞬間を逃しません。

 

また、フィルムカメラの場合は、中国でフィルムの購入が難しいので余分に用意しておきましょう。

 

ショルダーバック・リュック

中国旅行に限らず、海外の街歩きには、ショルダーバッグやリュックサックを使うと両手が空くので便利です。

また、スーパーマーケットなどでは、袋が有料の場合も多いので、エコバッグを用意しておくと安心です。

 

ガイドブック

ネットでも調べることはできますが、バスや電車の路線図など一目でわかるガイドブックがあると便利です。

また、旅行に行く前にガイドブックを読むと気分が盛り上がります。

 

耳栓

日本から中国までのフライトは短時間ですが、到着してすぐに活動するために体を少しでも休ませておきたいものです。

そんな時に便利なグッズが耳栓やノイズキャセリングイヤホンです。

 

また、耳栓を使用すると機内の気圧変化で耳が痛くなることも少なくなります。

機内持ち込みのバッグに入れておくと良いでしょう。

 

中国への持ち込みができないもの・制限されているもの

中国旅行をする際には、持ち込みが禁止されているものや制限されているものがあるので、確認しておきましょう。

中国に持ち込みが禁じられている物品
1.各種武器、弾薬、爆発物(ライター、マッチ、ペイント類、高圧ガス、殺虫スプレーなどを含む)
2.偽造貨幣、偽造有価証券
3.中国の政治、経済、文化、道徳に有害な印刷物、フィルム、写真、音声ディスク、画像ディスク、ビデオテープなど
4.各種毒薬
5.アヘン、モルヒネ、ヘロイン、大麻そのほかの麻酔薬、精神薬物
6.危険な病原菌、害虫など有害生物を持つ動物、植物、産品
7.中国の政治や指導者を批判するような書物など
8.トマト、ナス、卵、果物、赤トウガラシなど
9.ワット自定格量が160Whを超えるリチウムバッテリー。ただしPCや携帯本体についているリチウム電池は問題なし

 

中国から持ち出しが禁じられている物品
1.上記持ち込みを禁止されているもの
2.国家機密に触れる手書き文書、診察物、フィルム、写真、音声ディスク、画像ディスク、ビデオテープなど
3.希少な文物及びそのほか持ち出し禁止の物品
4.絶滅にひんしている希少な動植物、種子など
5.120年以上前の骨とう品

 

免税範囲・そのほか持ち込み持ち出し制限品
1.たばこ 滞在6ヶ月未満の場合は、紙巻400本、滞在6ヶ月以上の場合は紙巻600本まで免税
2.酒類 滞在6か月未満の場合は2本(1本750ml以下)、滞在6ヶ月以上の場合は4本(1本750m以下)まで免税
3.金銀製品 50g以上の持ち込みは申告が必要
中国国内で購入した金銀製品の持ち出しには、中国人民銀行発行の「特殊領収書」が必要
4.漢方薬の持ち出しは、300元相当、郵送は200元相当まで
5.USD5,000相当以上の外貨を持ち込む場合は税関に申告

 

覚せい剤やヘロイン、大麻、LSDなどの規制薬物の持ち込みや所持、運搬などは死刑や無期懲役などを含め、重い刑が科せられます。

知らない人に荷物を運んでほしいなどと頼まれた場合は、必ず断るようにしましょう。

 

まとめ

必需品だけを用意して必要なものは現地で調達するというスタイルもありますが、中国初心者には、お店を探すだけでも大変です。

また、思ったような品質のものがない場合もあることを考えると、日本から持参した方が良いものもたくさんあります。

 

今回紹介した内容を参考に準備をして楽しい中国旅行にしましょう。

 

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