カンボジアの治安は悪いの?女子旅も安心の最新注意点&安全対策

アンコール・ワットなどの遺跡観光で人気のカンボジアですが、治安が気になりますよね。

今回は、カンボジアの治安やカンボジア観光を安全に楽しむための方法について紹介します。

 

2019最新!カンボジアの治安情報

2019年現在のカンボジアの治安は、全土において「危険レベル1」が勧告されています。

カンボジアの首都で最大都市でもあるプノンペンは、開発が進んではいますが、観光客をターゲットにしたスリや置き引き、強盗、ひったくりなどの犯罪が起きています。

 

観光地として人気のシェムリアップでも、買い物途中で財布をひったくられたり、トゥクトゥク乗車中にバッグをひったくられるということがあります。

カンボジアでは、「プチュム・バン」という日本でいうお盆を意味する連休があります

 

連休前には帰省の費用にと金品を狙った強盗やひったくり、スリが多発し、空き巣被害も起きています。

また、交通が混雑することで交通事故に巻き込まれる可能性もあります。

 

カンボジアに行くときは、最新の治安情報を確認してください。

 

カンボジア観光で注意すべき8つのトラブル

カンボジアを観光するときに特に注意しておきたいトラブルについて紹介します。

①ひったくり・スリ

日本人がよく遭う被害がひったくりとスリです。

食事や休憩をするときに荷物を下に置いたら盗まれた、すれ違うだけで盗まれたといった
報告があります。

 

貴重品を分散させて持つことや、スマートフォンやタブレットは路上では使わないことを徹底してください。

強引に荷物を引っ張られることもあるため、肩紐が頑丈なリュックを両肩で背負うか、前に背負う形をとりましょう。

 

プノンペンやシェムリアップでは、トゥクトゥクを移動手段にすることが多いですが、荷物への警戒を解くと後ろからきたバイクにひったくられることもあります。

 

②いかさま賭博(カードゲーム詐欺)

グループ犯罪として行われるいかさま賭博は、カンボジアでも行われています。

親しげに「日本のことを知りたい。」などとコミュニケーションを取った後、仲良くなったら自宅に招いて食事をするのですが、カードゲームを持ち出します。

 

最初は勝ち続けるのですが、最後の勝負として多額の現金を相手に見せ、カモにも現金を用意するよう言うのです。

カモ側が用意した現金を犯人達は現地通貨に変えてくると言い残してお金を持って逃げていきます。

 

いかさま賭博に巻き込まれないためにも、家に招かれても絶対に行かないことが大切です。

また、いかさま賭博の手口はパターン化されているので、いくつかの実際の例を確認しておきましょう。

 

③交通事故

日本の約100倍ほどの交通事故死者数のカンボジアでは、ラナリット王子が交通事故で重傷になり、同乗していた夫人が亡くなるという出来事も起きています。

運転マナーがとても悪いと言われており、バイクタクシーの利用は控えましょう。

 

加えて、バイクタクシーでひったくりに遭うと、バランスを崩して転倒する可能性もあります。

 

④ぼったくり

トゥクトゥクやレストラン、ゲストハウスなどでは、ぼったくりが頻発しており、現地の人よりも2倍~3倍の金額を払わされることがあります。

ぼったくりに遭わないためにも、自分の行き先ルートや値段を事前にしっかりと調べておきましょう。

 

高い金額を請求されたときは、値段交渉を行ってください。

ちなみにトゥクトゥクの相場は、プノンペン国際空港からプノンペン市内なら空港内でのチャーターで約7ドル、空港外では約3ドル~5ドルです。

 

シェムリアップ空港からシェムリアップ市内なら約5ドルで、シェムリアップ市内からアンコール・ワットは約5ドル~6ドルです。

 

⑤ドラッグの売人

ドラッグにおける罪が重いカンボジアですが、トゥクトゥクの運転手からもドラッグを勧められることがあります。

特に、世界各国のバックパッカーが集まるシェムリアップでは売人も多くいます。

 

ドラッグにもドラッグ使用者にも絶対に関わらないようにしましょう。

 

⑥睡眠薬強盗

初対面の人とお酒を飲んで楽しくなっていると、お酒に睡眠薬を入れられて眠らされ、眠っている間に金品を奪われるという強盗があります。

「奢ってあげる!」とフレンドリーに近づいてきながらも睡眠薬を入れられたりするので気をつけてください。

 

自分の飲み物から絶対に目を離さないことが大事です。

飲み物を残して席を立った場合は、その飲み物は飲まないようにする、奢ってもらなわないなどの工夫もしましょう。

 

⑦デング熱やマラリアなどの感染症

カンボジアでかかりやすい感染症には、デング熱やマラリア、ジカウイルス感染症、狂犬病などがあります。

蚊が媒介するものについては虫よけスプレーや虫よけシートを利用しましょう。

 

予防接種のある感染症については渡航前に接種して対策しましょう。

 

⑧バイク観光の際には地雷にも注意

観光地では、基本的に地雷の心配はいりません。

しかし、バイク観光などで観光地から離れた場所に行くときには地雷に注意してください。

 

内戦が起きたことにより、地元の人が生活しているような場所にも地雷はあります。

2019年前半でも60人以上の命を地雷が奪っています。

 

カンボジア観光を安全に楽しむための対策7つ

カンボジアには、日本にはない危険もあります。

安全に、カンボジア観光を楽しむための対策を紹介します。

 

①人ごみは特に気を抜かない

スリやひったくり、置き引きはいつでも注意しないといけませんが、人ごみでは特に注意してください。

特にバスターミナルの治安は悪く、被害に遭う可能性が高まります。

 

いつの間にか貴重品がなくなっていることもあるので、荷物から目を離してはいけません。

 

②ホテル選びは安全面を考慮する

ホテルを選ぶときは、料金の安さよりも安全面を重視して、立地などにも気を配りましょう。

ネットに情報が出ているホテルやセキュリティの口コミが良いホテルを選んで事前に予約しておくと安心です。

 

③荷物を身体から離さない

休憩するときや、レストランで食事をするときにも荷物は身体から離さないようにしてください。

バッグのチャックを閉めて、両手でガードしましょう。

 

貴重品を分散させたり、ダミーの財布を入たりするのも対策としておすすめです。

 

④夜はタクシーを利用する

トゥクトゥクで移動することが多いと思われますが、夜はひったくりの危険度も増しますので、夜間の移動はタクシーを利用してください。

観光地から近いホテルを選ぶのもおすすめです。

 

⑤海外旅行保険に加入する

交通事故に遭ったり、感染症にかかったりする可能性があるため、必ず海外旅行保険に加入してください。

万が一、何かトラブルが発生したときに莫大なお金がかかってしまうこともあります。

 

⑥ワクチン接種や虫よけ対策も

感染症にかからないためにも、ワクチンを日本で接種しておきましょう。

推奨されているワクチンには、A型肝炎、B型肝炎、破傷風があります。

 

カンボジアに行く前に、カンボジアの環境や感染症情報を確認してワクチンを接種してください。

また、感染症の原因になる虫に対する対策も行いましょう。

 

虫よけスプレーを使うだけでなく、長袖や帽子、マスクを着用するなどの工夫をしてください。

野生動物には近づかないことや、水道水を飲まないことも徹底しましょう。

 

⑦ネット環境が常に保たれていると安心

カンボジアでは、少しずつネット環境が整ってきています。

しかし、速度は日本よりも随分と遅いのが現状です。

 

カンボジア観光をスムーズに行うためにも、WiFiルーターを利用してネット環境を常に保っておくとよいでしょう。

 

女子旅では特に注意して欲しいこと

女子旅をするときは、派手な服装だと犯罪のターゲットにされてしまうのでシンプルで地味な服装にしましょう。

また、露出をしているとアンコール・ワットなどの遺跡のチケットが買えないこともあるので気をつけましょう。

 

現地の人に話しかけられて、何かに誘われてもはっきりと断ってください。

最近は日本人もグルになっていることがあるので、日本人であっても心を開きすぎないことです。

 

まとめ

カンボジアは、危険レベル1が全土に出ていますが、一人旅を楽しむ人もいます。

充分に注意をして、危険のない安全な旅にしてください。

 

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