日本からおよそ7600キロも離れたインド洋に浮かぶ南の楽園、モルディブ。
今回はハネムーンや女子旅でも大人気のモルディブ旅行の服装の注意点についてご紹介いたします。
モルディブ旅行のいろんなシーンに応じたベストコーデを男女別で解説しますので、荷物を準備する時の参考にしてみてください。
モルディブは高温多湿の熱帯気候
まずモルディブの気候について見ていきましょう。
モルディブは全土が高温多湿な熱帯気候に属しています。
1年を通して平均気温はおよそ25度から33度程度です。
水温も年間を通して高めで、マリンスポーツを楽しむ観光客が多いです。
乾季の服装(12月~4月)
モルディブには日本のような四季はありませんが、雨季と乾季の2つの季節があります。
12月~4月は北東からモンスーンが吹く乾季にあたり、比較的雨が少なく爽やかな気候が続きます。
雨季の服装(5月~11月)
5月~11月は南西からモンスーンが吹く雨期にあたり、雨が多く強い風が吹きます。
雨は数日間にわたって降り続けることも多く、南国特有のスコールが1日に何度か降ることもめずらしくありません。
モルディブリゾートでのレディースコーデ【ハネムーン】
モルディブは海沿いのホテルやスパなどが多く、ハネムーンなどにも最適のリゾート地です。
モルディブリゾートでは女性は開放感を出しつつも上品さを意識したレディースコーデがおすすめです。
Tシャツ+ショートパンツ
街中に買い物に出かけるときや海沿いを散歩するときは、Tシャツ+ショートパンツのコーデが涼しくて快適です。
汗をたくさんかくためTシャツは綿素材のものか、速乾生地のものを選び、枚数も少し多めに荷物に入れておくと良いでしょう。
また地元の人が訪れる市場などにはリーズナブルな価格のTシャツもたくさん販売していますので、記念に購入すると良い思い出になりそうですね。
マキシワンピ
モルディブリゾートでは丈が足首ぐらいまであるマキシ丈ワンピもおすすめです。
マキシ丈ワンピは清楚で女性らしい華やかさがあるためハネムーン旅行にもぴったりです。
麻素材のワンピースは風通しがよく、湿度が高い日でも気持ちよく過ごせます。
ノースリーブトップス+マキシ丈スカート
ワンピースではなく上下で別の服を組み合わせたい時は、ノースリーブのトップス+マキシ丈スカートの組み合わせも人気があります。
柄物のトップスに無地のスカートなど、オシャレの幅が広がります。
高温多湿な気候を考えるとミニスカートなどもコーデに取り入れたいところですが、強い風が吹くモルディブではミニスカートは少し露出の面で不安があります。
街で買い物を楽しむ時や海岸通りなどをお散歩するときは、女性はスカート丈はなるべく長いものを選ぶようにしましょう。
水着+Tシャツ+ショートパンツ
モルディブといえば美しい海が最大の観光スポットです。
海から近いホテルに滞在する時は、ビーチと部屋の往復であれば水着+Tシャツ+ショートパンツで移動できます。
部屋で水着に着替えてそのまま海へ直行したいときにおすすめのコーデです。
【日焼け対策】ラッシュガード・サングラス・キャップ
モルディブは1年を通して気温が高く、日差しや紫外線がとても強い国です。
水着を着るときは日焼け対策としてラッシュガードがあると便利です。
最近は機能性が高く、デザインや柄が可愛いラッシュガードもたくさん販売されています。
ぜひ水着に合わせてお気に入りのものを持参しましょう。
モルディブリゾートでのメンズコーデ【ハネムーン】
次はおすすめのメンズコーデをご紹介します。
男性も女性のコーデと同じく、基本的に暑さ、紫外線、日焼け対策を考えたコーデが必要です。
ハネムーンでモルディブへ行くときは、男性も清潔感や身だしなみに十分配慮したいですね。
Tシャツ+ハーフパンツ
まずモルディブでの街歩きやお散歩の時は、Tシャツ+ハーフパンツが基本です。
Tシャツの裾はパンツから出してラフに着こなすとリゾート感がでてオシャレです。
ハネムーンなら女性とお揃いのTシャツにするのも楽しいですね。
国内ではペアルックに抵抗がある男性でも、ハネムーンで海外旅行へ行くときは普段できないコーデにチャレンジするのもおすすめです。
タンクトップ+ハーフパンツ
他にはタンクトップ+ハーフパンツのコーデも涼しくて快適に過ごすことができます。
タンクトップはTシャツと違い、大きなサイズを選ぶとだらしない印象に見えるため、できればジャストサイズのものを選びましょう。
上下で柄物を合わせるのはオシャレ上級者でもセンスが必要になるため、柄物と無地のアイテムを組み合わせるとスッキリまとまります。
レストランでのドレスコードは?
モルディブリゾートで高級レストランに行くときは、女性も男性もTシャツやタンクトップなどのラフすぎるアイテムは基本的にNGです。
いざ食事に出かけて入店を拒否されることがないように、ドレスコードをしっかり事前に確認しておきましょう。
大多数がセミフォーマル
ホテルや街中のレストランでのドレスコードはお店によって違いますが、大多数のところでセミフォーマルの格好を求められます。
セミフォーマルとは普段着より少しだけフォーマル寄りな服装のことを指します。
女性:ワンピース+カーディガンでOK
女性のセミフォーマルコーデは、ワンピース+カーディガンでOKです。
ワンピースは派手過ぎず上品でエレガントなデザインのものが良いですね。
肌の露出が多いノースリーブのワンピースはカーディガンを羽織ることで大人っぽくシックな装いになります。
ディナーでレストランへ行く場合はワンピース+カーディガンに加えてネックレスなどのアクセサリーを付けるのもおすすめです。
足元はヒールか綺麗系デザインのサンダルを合わせて華やかさを出しましょう。
男性:襟付きのものを
男性のセミフォーマルなコーデは、襟付きのシャツなどが基本です。
下はハーフパンツではなく、シャツに合わせて綿パンやスラックスにすると上品にまとまります。
ディナーでレストランを訪れる場合は、ジャケットを着用すれば完璧です。
セミフォーマルの場合は足元は必ずしも革靴でなくてはいけないという決まりはありませんが、サンダルはNGですので注意しましょう。
首都・マーレやローカル島で服装に気をつけることは?
モルディブでは首都マーレやローカル島ではコーデに気を付けるべき点がいくつかあります。
ローカル島とは現地の人々が普通に生活をしている島のことです。
現地の人の生活や島の雰囲気を乱してしまうことがないように、以下の点に注意したコーデを心がける必要があります。
肩や脚などの露出を避ける
海外リゾートでは開放的な気分になり、つい肌の露出が多いコーデを選んでしまいがちですが、女性は肩や脚などを露出しすぎるのは禁物です。
モルディブはイスラム教国家であり、女性の極端な肌の露出はあまり歓迎されません。
観光施設によってはカーディガンなどの着用を求められる場合もあります。
首都・マーレやローカル島に行く予定がある場合は、女性はカーディガンやショールなど薄手の羽織ものを持参し、丈の長いスカートやパンツのコーデを選ぶようにしましょう。
体のラインを見せないようにする
女性は肌の露出を避けるとともに、体のラインを見せないようにすることも大切です。
体にフィットした服やセクシーすぎる服は、現地ではあらぬ誤解を与えてしまう可能性もゼロではありません。
海での遊泳も露出は禁止
マーレやローカル島では、海で遊泳するときやビーチで過ごすときも肌の露出が制限されているところがたくさんあります。
特に女性のビキニなどは不可となっている所が多いようです。
ラッシュガードやパーカーなどすぐに対処できるものを準備しておきましょう。
まとめ
モルディブは雄大な自然を満喫できる大変人気のある観光地で、ハネムーンにもおすすめのリゾートスポットです。
シーンや状況に合わせたコーデで素敵な旅行を楽しんでくださいね。