飛行機では、同じ場所に同じ姿勢で居続けなければいけないため、苦痛を感じてしまうこともありますよね。
海外旅行に行くときや長距離フライトをするときに持っていると便利なグッズについて紹介します。
飛行機内を快適に過ごすためのお役立ちグッズ14選
長距離フライトは乗っているだけで体が疲れることもあるでしょうし、周りが気になって神経質になることもあるでしょう。
快適なフライトのためのお役立ちグッズをご紹介します。
①耳栓
飛行機は多くの乗客がいるので、必ずしも静かな環境とは限りません。
耳栓があれば、騒音を防ぎ自分の世界に入ることができるでしょう。
また、耳栓は気圧の変化による耳への負担を軽減するためにも役立ちます。
耳栓は様々な種類のものがありますが、飛行機で使うのであれば、気圧による耳の痛みや頭痛を抑える目的で作られている機内用の耳栓もおすすめです。
飛行機用の耳栓には、洗って何度も使用できるものがあります。
往復のフライトで耳栓が必要な場合や、日頃から何度も飛行機に乗る人は洗えるタイプが便利でしょう。
②アイマスク
長時間のフライトでは、睡眠をとることもあります。
アイマスクでリラックスすることにより睡眠の質も高まりますし、他人からの視線を遮断できて落ち着くことができるという人も少なくないでしょう。
睡眠をしっかりとりたいのであればアイマスクを持参しましょう。
目元の圧迫感が気になる方は、3Dアイマスクや低反発アイマスクをおすすめします。
また、機内での感想が気になったり目元の疲れが気になる方はホットアイマスクがいいでしょう。
③ネックピロー
座ったままの姿勢で寝ることが多い飛行機では、ネックピローがあると楽な姿勢をとることができ、首や肩への負担が軽減されます。
最近では、ひざ掛けやボレロとしても使える3wayタイプのネックピローや顔を隠せるフード付きタイプのネックピローもあります。
ボタンを押すだけで空気が入るコンパクトに持ち運べるネックピローもおすすめです。
④クッション
長時間同じ椅子に座っていると体に大きな負担がかかります。
クッションを腰と椅子の間に挟んだり、お尻の下に敷いたりして体の負担を和らげることができるためおすすめです。
首と座席の間に挟むと、ネックピローの代わりにもなり、とても便利です。
エアーピローという空気を入れるとふくらむクッションなら嵩張りません。
お尻の負担をカバーすること重視でクッションを持ち込みたい方も、空気を入れてふくらむタイプのお尻用クッションがあるので使ってみてください。
⑤着圧ソックス
飛行機では脚がむくみやすいですので、着圧ソックスで対策をしましょう。
日本旅行医学会では、エコノミークラス症候群の対策として着圧ソックスを使うことを推奨しています。
しかし、加圧の力が強すぎるものは、血流が悪くなり痛みが出ることがあります。
飛行機で使える機内専用タイプを使用してください。
また、着圧ソックスをつけても座ったままで過ごさず、数時間に一度は歩くなどの予防も取りましょう。
⑥携帯用スリッパ
靴を履いたままだと、圧迫でむくんでしまうなどして足が疲れやすいでしょう。
折りたたむことができる携帯用のスリッパを持参し、フライト中はスリッパで過ごしましょう。
エコノミークラス症候群の対策にもなります。
海外のホテルによってはスリッパがないこともあるので、携帯用スリッパは現地でも役に立ちます。
⑦フットレスト
フットレストは足置きですが、床置きのものや吊るして使うハンモックタイプ、クッションタイプや板タイプなど種類があります。
フットレストがあると足の疲れを軽減させることができるので、むくみ対策にもなります。
空気で膨らむ床置きタイプのものには、高さを調節できるものがあります。
その時々に合わせて、自分が一番楽だと感じられる姿勢がとれるのでおすすめです。
一番低い高さのときは、クッションとして使うこともできますよ。
しかし、フットレストの使用によりテーブルが壊れる可能性があるとして、使用を禁止する会社も出てきています。
特に、ハンモックタイプのフットレストは使用できない可能性が高いので、床置きタイプを持っていきましょう。
フットレストを常に使いたい場合は、通路側よりも窓側の席を確保することをおすすめします。
⑧フライトシート
フライトシートは、椅子に置くクッションのようなものです。
お尻だけでなく、腰や太ももも支えてくれるので、フライトシートがあるだけでとても楽になるでしょう。
太ももの下も伸ばし、体を伸ばすことができるため、体の圧迫やうっ血を分散し、負担を軽減する効果もあるでしょう。
睡眠時にも使うと、快適に過ごせます。
JALショッピングでは、飛行機の座席に合わせて作ったフライトシートが販売されているのでおすすめです。
⑨タブレット
タブレットは、電波を発しない状態にすることで機内でも使うことができます。
JALやANAでは、機内でのWiFiサービスがありますので、インターネットを使用できます。
国際線は、テレビがついており、映画なども放映されますが好きな映画が必ずあるとは限りません。
メールをしたり、ゲームや映画、マンガ、書籍を楽しむ他、仕事が溜まっているときにも持っておくと便利です。
タブレットの持ち込み時には、機内モードやセルフモードに設定することを忘れないでください。
⑩ノイズキャンセリングイヤホン/ヘッドフォン
周りの騒音を消してくれるノイズキャンセリングイヤホンや、音の質が高く使い慣れているヘッドフォンは、機内で音楽を聴く人におすすめです。
飛行機にもイヤホンがついていますが、音質は保証されていませんので、使い慣れたものがよいでしょう。
ノイズキャンセリングイヤホンやヘッドフォンを持っていく際には、長時間装着することも考えて選ぶとよいでしょう。
⑪マスク【乾燥対策】
マスクは、機内の乾燥対策に必要です。
飛行機の中は、とても乾燥しているので、マスクをして保湿しましょう。
飛行機で寝ると起きたときに乾燥を強く感じることもあるので、寝るときもマスクがあると安心です。
また、長時間のフライトでメイク崩れが気になる場合も、マスクがあればすっぴんやメイク崩れが気にならなくなります。
乾燥対策用のマスクや、耳が痛くなりにくいマスクが良いでしょう。
⑫リップクリーム【乾燥対策】
乾燥している機内では唇も乾燥してしまうかもしれません。
使い慣れたもので保湿重視のものを持っておきましょう。
飛行機内では、液体の持ち込みが禁止されることが多く、特に国際線では厳しく制限されることがあります。
そのため、ジェルタイプの場合は100mlの以下の容器+ビニール袋に入れての持ち込みとなり、手間がかかります。
リップクリームはスティックタイプなら問題なく機内に持ち込むことができますので、特別なこだわりがないようでしたらスティックタイプをおすすめします。
⑬ハンドクリーム【乾燥対策】
喉、唇に続いて皮膚の乾燥も考えられます。
手は特に乾燥しやすいのでハンドクリームを持参しましょう。
たいていのハンドクリームは爪にも効用がありますので、爪も併せて保湿できます。
リップケア、ハンドケア、ネイルケア、ヘアケアなど様々な用途で使えるヴァセリンを持っておくと便利です。
メイク落としを忘れたときもヴァセリンで対処することができますよ。
⑭のど飴【乾燥対策】
喉の乾燥対策には、マスクに加えてのど飴もあるとよいです。
喉への負担が軽減されますし、また、小腹が空いたときにも便利です。
さらに、気圧の変化で耳が痛くならないための対策としてものど飴があると便利です。
まとめ
飛行機で快適に過ごして現地では元気な体で観光しましょう。
少々、荷物が多くなるかもしれませんが、最近ではコンパクトに収納できるグッズもそれぞれ販売されていますので工夫してみてください。