海外旅行は移動時に時間がかかってしまうので、どうしても長期の休暇が必要なイメージがありますが、2泊3日でも充分楽しめる海外旅行先は存在します。
気軽に出かけられる海外旅行先を厳選して5つご紹介しますので、参考にしてみてください。
ソウル【韓国】
成田空港からソウルまでは大体2時間半で行くことができます。
また、成田空港からは1日16便以上(2019年11月現在)ありますから、ライフスタイルに合わせて予定を組むことが可能です。
ソウルのおすすめ観光地
2泊3日しかない中で移動時間は短縮してグルメもショッピングも楽しみたい!という女子におすすめなのが明洞(ミョンドン)です。
ミョンドンでは有名ブランドがテナントとして入っている百貨店はもちろん、韓国コスメを取り揃えるショップが多数集まっており、ストリートフードも有名です。
韓国の街並みを楽しみたいのであれば、北村韓屋村(ブッチョンハノクマウル)がおすすめです。
韓国の指定文化財が多数残る地域で、秋にはきれいなイチョウも見られます。
2泊3日のスケジュール
朝早くから移動できるのであれば、大韓航空で9時台の便が運行されていますし、夜遅い時間帯がよいのであれば、エチオピア航空で20時台の便が運行されています。
直行便を利用するとおおよそ3時間程度のフライトですから、朝出発すれば1日目からソウルを満喫することが可能ですよ。
また、ソウルは地下鉄での移動が安価です。
明洞から北村韓屋村への移動も、地下鉄で20分程度で移動できます。
その他東大門(トンデムン)や梨大(イデ)、新沙(シンサ)と言ったソウルの有名観光地も地下鉄を使って巡ることができます。
どの観光地もあまり離れていませんので、拠点となる地を決めたら比較的簡単に観光することができます。
台北【台湾】
観光地として人気のある台湾ですが、2泊3日の旅行先としておすすめなのが台北です。
台北へは成田空港から4時間~5時間程度で到着しますので、2泊3日という短い滞在時間でも十分楽しめます。
台湾のおすすめ観光地
日本にもスカイツリーという大きなタワーがありますが、台北にも同じようにランドマーク的存在のタワーが存在しています。
台北101と書いてタイペイイーリンイーと読むこのタワーは、台湾一の高さを誇る高層ビルです。
1階から89階の屋内展望台まで50秒程度で登れる世界最速のエレベーターが有名で、91階の屋外展望台で台湾の都市部を見渡せます。
台湾といえば夜市が有名ですが、士林夜市(シーリンイエシー)は台湾最大で、18時から日付が変わるころまでお店が出ていることで有名です。
安価に台湾料理を楽しむことができ、雑貨なども販売されています。
2泊3日のスケジュール
成田空港から台北に向けてのフライトですが、チャイナエアラインで9時台の便、ジェットスターで23時台の便が運行されています。
直行便でおおよそ4時間から4時間半のフライト時間がかかりますので、移動で半日は使用すると思っておいたほうが良いでしょう。
有名食べ歩きスポットの永康街(ヨンカンジェ)、中正紀念堂、台北101は地下鉄で1駅程度の場所にあり、スムーズに観光することができるでしょう。
国立故宮博物院や西門町(シーメンディン)は少し離れていますのでバス利用もよいですが、タクシーだとより効率的に時間を使えます。
香港【中国】
イギリスの植民地時代が長く続いた香港は、アジアの中でも有数の観光スポットとして海外から訪れる人の多い土地です。
2019年11月現在、政治情勢の悪化により治安に不安があり、落ち着いたころに訪れるのがよいでしょう。
香港のおすすめ観光地
香港といえば輝く夜景ですが、ヴィクトリア・ピークから見られる夜景は世界三大夜景に数えられています。
約550mの標高の山へ登るにはケーブルカーを使用しますが、こちらもレトロで味があるとして人気があります。
通菜街(トンチョイガイ)は通称女人街(ノイヤンガイ)ですが、このストリートにはお土産やファッションアイテムなどの屋台が並んでおり、女性で溢れていることからこの通称がついたようです。
値段交渉次第でかなりお得にアイテムを手に入れられるようです。
2泊3日のスケジュール
成田空港からの直行便としては、キャセイパシフィック航空で9時台、ジェットスターで20時台の便があり、フライト時間は5時間~5時間半程度です。
香港の観光は主に九龍半島と香港島に分かれます。
たとえば、香港島の中環エリアには有名なヒルサイドエスカレーターがあり、また、文武廟(マンモウ寺)、鴨脷洲(アプレイチャウ)でショッピングを楽しめ、これらは半日もあれば周ることができるでしょう。
九龍半島では、尖沙咀(チムサーチョイ)というグルメもショッピングも楽しめるスポット、スターの手形が拝める星光大道(アベニューオブスターズ)といった有名観光スポットがあります。
ケーブルカー利用やビクトリア・ハーバーへのフェリー利用などもありますので、移動手段も含めて計画を立てましょう。
ウラジオストク【ロシア】
東西に長いロシアの中でもウラジオストクはアジアに隣接する都市で、日本からでも比較的簡単に向かうことができます。
美しい港町でレトロな街並みが特徴です。
ウラジオストクのおすすめ観光地
ウラジオストクはアジアから一番近いヨーロッパと呼ばれており、このアドミラーラ・フォーキナ通りでもヨーロッパの雰囲気を満喫することができます。
レトロな街並みと美しい海を拝むことができ、ショッピングやグルメも充実しています。
ウラジオストク駅もレトロな雰囲気を残しており、外観も内観も見応えがあります。
日本ではなかなか見ることのできないSL車両を見ることもできます。
2泊3日のスケジュール
成田空港からウラジオストクまでは直通便を使用すれば3時間で到着します。
しかしながら直通便の数が1日1本と大変少なく、2019年11月現在でS7航空の16時台発の便のみです。
経由便は多く運行されていますが、フライト時間が合計で10時間近くになる場合もあります。
なお、2020年3月からは日本からの直行便(成田・関西発着)が大幅に増加しますので、今後は気軽に訪問できる旅行先になるでしょう。
有名観光スポットは密集しており、先にご紹介しましたアドミラーラ・フォーキナ通りとウラジオストク駅は徒歩圏内で、アドミラーラ・フォーキナ通りからは美しい湾岸線が拝めるスポーツ湾も近いです。
アドミラーラ・フォーキナ通りの南側にあるスヴェトランスカヤ通りのではグミ百貨店裏で古き良きヨーロッパの街並みを楽しめ、アンドレイ教会といったインスタ映えするスポットも楽しめます。
これら全て徒歩で楽しむことができる距離にありますので、到着してしまえば比較的簡単に観光可能です。
グアム【アメリカ】
アメリカというと遠くに感じますが、実は日本との時差は1時間しかありません。
比較的気軽に迎えるリゾート地です。
グアムのおすすめ観光地
グアムのローカルな雰囲気を楽しみたいのならば、チャモロ・ビレッジがおすすめです。
水曜日の夜にはチャモロ・ビレッジで夜市が開かれており、チャモロ料理や郷土のお土産や雑貨を購入することができますよ。
グアム屈指の観光スポットかつ、恋愛運をアップさせるスポットと言われているのが恋人岬で、悲しい恋の逸話が残っているそうです。
2泊3日のスケジュール
成田空港発の直通便では4時間程度で到着することができ、比較的便数も多いです。
現地では赤色のシャトルバスが運行しており、大抵の観光スポットまで案内してくれるので移動には困りません。
日本語で予約ができるアルパンビーチクラブでイルカウォッチングやシュノーケリングの予約をし、ゆっくりとグアムの海を楽しんだ後にシャトルバスで恋人岬に向かうのも良いですね。
夜はチャモロビレッジやホテルのショーなどのグアムの夜を楽しめるスポットへ出かけると良いでしょう。
まとめ
日本から近い海外観光スポットは存在し、利便性も国内旅行と比べてもあまり大差ないのではないでしょうか。
計画をよく練って充実した海外旅行にしてくださいね。