女子旅で海外に行きたいと思ったとき、一番気になるのは治安ですよね。
今回は、女子旅で海外に行くときに安心して行ける国や、その国の観光スポットについて紹介します。
台湾
台湾は、東京からは約4時間、福岡なら約2時間半、沖縄からは約1時間半ととても近い海外です。
時差も1時間ほどしかないので、過ごしやすい国です。
日本と近い国ですが、はっきりとした四季はなく、温暖な気候です。
台湾は、日本が統治していた時代もあり、高齢な方だと日本語を話せる人もいます。
台湾の治安情報
台湾は、2019年現在、危険情報もなければ、感染症危険情報もありません。
2018年2月にマグニチュード6.4の地震が起き、2019年9月に台風接近に伴う注意喚起があったため、自然災害の情報はチェックしておくことをおすすめします。
治安は落ち着いている台湾ですが、日本人観光客を狙ったスリやひったくりは多発しています。
女子旅の場合は、ナンパされたりマッサージ店での性被害が起きたりする可能性があるので十分に注意してください。
台湾のおすすめ観光スポット
台湾の観光スポットとして有名な「九份」はジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモチーフとなった場所でもあります。
レトロな雰囲気が漂い、映画の世界に飛び込んだ気分になれるでしょう。
夕方以降は賑やかな市場と鮮やかな明かりが綺麗で、夜市も賑わっています。
台湾の大都市のひとつである高雄にある「イェン・ツァン」もおすすめです。
ここは、日本が統治していた時代の名残を感じることができ、歴史を知るのに最適な地です。
この土地で一番古い喫茶店の小堤珈琲など台湾グルメを楽しむこともできます。
バリ島【インドネシア】
バリ島までは約7時間半で行くことができ、時差は約1時間です。
バリ島には、雨季と乾季があり、4月~10月の雨が少ない乾季がおすすめです。
気温は、平均28度と1年中安定しています。
バリ島の治安情報
2019年現在、バリ島の治安は危険レベル1で、感染症危険情報はありません。
バリ島では、スリや置き引き、麻薬被害に注意する必要があります。
また、インドネシア各地でテロや警察官襲撃などが起きています。
地域によっては武装集団による襲撃も起きているので、同じ国内であるバリ島も十分に注意した渡航が必要です。
渡航の際は、地震や火山の警戒などの自然災害もチェックしておきましょう。
バリ島のおすすめ観光スポット
バリ島の中でもとても治安がいい「スミニャック」はショッピング、スパ、レストラン、カフェなどが充実しているエリアです。
世界遺産に登録されている「テガララン・ライステラス」はインスタ映えもバッチリで女子旅の鉄板の場所です。
美しい風景と自然を感じることができますよ。
オーストラリア
日本から約7時間~10時間ほどかかるオーストラリアは、時差は1時間前後とほぼありません。
オーストラリアは面積が広く、気候は場所によって変わりますが、基本的に、北部沿岸は雨季と乾季、中南部沿岸には四季があり、大陸中央は砂漠気候です。
オーストラリアの治安情報
2019年現在、危険情報もなければ大きな感染症危険情報もありません。
しかし、2019年11月16日にはしかが流行していることで、警報が発出しています。
また、スリや置き引き、ひったくりのトラブルに遭う可能性があるので注意しましょう。
都市別に見ると、シドニーでは窃盗、薬物が多く、メルボルンでは強盗、窃盗、性犯罪、詐欺が多いです。
クィーンズランド州では置き引きがあるため注意してください。
オーストラリアのおすすめ観光スポット
オーストラリアの文化や芸術を感じたり、おしゃれなカフェで良い時間を過ごしたい女子におすすめなのがメルボルンです。
セント・パトリック大聖堂やビクトリア国立美術館は建物の外観だけで圧倒されます。
また、世界遺産である「グレートバリアリーフ」はケアンズから日帰りで行くこともできます。
観光客も多く、グリーン島では泳ぐことやアクティビティを楽しむことが可能です。
ハートマークのハミルトン島は恋愛のパワースポットとして人気があります。
自然たっぷりのフィッツロイ島や神秘的なビーチのミコマスケイなど、グレートバリアリーフだけで楽しむポイントが多数あります。
デンマーク
約11時間20分ほどかかるデンマークは、日本との時差が8時間あります。
四季がある国で、気候も季節によってはっきりと分かれています。
冬は寒いイメージもありますが、北欧の中では穏やかなほうです。
デンマークの治安情報
2019年現在、注意情報も感染症危険情報も出ていません。
デンマークは、幸福度ランキング世界1位に何度も輝き、治安ランキングでも3位~5位に入るほどなので女子旅も安全にできるでしょう。
しかし、2019年8月にはコペンハーゲンで爆発事件が起きています。
ギャングの争いやテロ、スリや置き引きなどには注意しなければなりませんが、危険情報や危険地域が分かっていれば安心して女子旅をすることが可能です。
デンマークのおすすめ観光スポット
童話作家のアンデルセンが住んでいたというカラフルで可愛い街並みの「ニューハウン」は、大きな運河に映る街並みも美しいスポットです。
インスタ映えはもちろん、レストランやカフェで一息つくこともできます。
クリスマスの時期は、クリスマスマーケットもあり沢山の可愛い雑貨などに触れられます。
デンマーク最古の町である「リーベ」は、建物の外観が可愛く、インスタ映え必至です。
ギリシャ
ギリシャは最短で15時間、最大で20時間はかかり、時差が7時間ほどあります。
ギリシャというと、オリンピックの聖地、世界遺産のパルテノン神殿をイメージする人も多いでしょう。
街並みが美しく観光地として人気の国です。
ギリシャの治安情報
2019年現在、ギリシャは危険情報も感染症危険情報も出ていません。
スリや置き引きの被害が多いことや、2019年10月~11月にデモが行われていることが報告されています。
しかし、観光地域は基本的に治安が良く、女子旅におすすめです。
ギリシャのおすすめ観光スポット
世界遺産に登録されている「メテオラ」は、断崖絶壁にある修道院で、見学することもでき、彫刻がとても美しい場所でもあります。
また、観光で人気の場所として有名なのが「サントリーニ島」です。
綺麗な海や海沿いに並ぶ白い家はインスタ映えスポットでもあります。
アイスランド
日本からは直行便がないため、17時間~21時間はかかり、時差は時差は9時間あります。
平均気温が10度前後で、日本よりも寒い冬を迎えるのが特徴で、夏でも日本の初夏ぐらいの暖かさにしかなりません。
アイスランドの治安情報
2019年現在、危険情報も感染症危険情報もありません。
しかし、2019年7月に腸管出血性大腸菌感染症が流行しているため、旅行の際には最新の情報をチェックしてください。
世界で一番治安が良いと言われるアイスランドは、銃の所有率は高いものの、狩りや保身のための所持が多いです。
アイスランドは、近隣国との関係も良く、国民の教育度も高いため治安が維持されています。
スリやひったくり、置き引き、強盗の犯罪もほぼありません。
女性がひとりでも歩くことができると言われるアイスランドなので、女子旅で最も安心できる国でもあります。
アイスランドのおすすめ観光スポット
世界最大規模の温泉施設と言われる「ブルーラグーン」はミネラルたっぷりで美肌になりたい女性におすすめです。
入場には予約が必要なので、一週間前までには予約しておきましょう。
世界遺産の「シングヴェトリル国立公園」は、地球のプレートの割れ目を見ることが可能です。
大規模な自然を目の前にするため、驚きと感動の連続でしょう。
安全に女子旅をするための注意点
女子旅をより安全にするには、犯罪のターゲットにならないようにシンプルな服装を心掛けると良いです。
また、現金を多く持ち歩かないことや、親しく話しかけられてもついていかないようにしましょう。
行く国の宗教や文化を事前に知り、その国でタブーと言われることはしないようにすることも重要です。
まとめ
日本人女性が安全に海外旅行をできる国は多数あります。
トラブルが発生する可能性もありますが、安全面を徹底して心から楽しめる女子旅にしてください。