台湾は、日本から飛行機で3時間弱の場所にあるため、とても身近な海外旅行先として人気があります。
近年、大ブームのタピオカミルクティー発祥の地としても知られる台湾は、故宮博物館や有名なアニメ映画の舞台となった九份など見どころも満載。
そんな台湾を旅行する時は、何を持っていけば良いのでしょうか。
今回は、台湾旅行に忘れてはならないものやあると便利なグッズについて紹介します。
これだけは絶対に持っていこう!台湾旅行の必需品

ここでは、台湾旅行で忘れてはならない必要なものを紹介します。
パスポート
台湾旅行に限らず、海外を旅行する時に必ず持っていなければならないのがパスポートです。
台湾は、パスポートの有効期限が3か月以上残っていれば入国できるので、有効期限を必ずチェックしましょう。
また、紛失した時のために、パスポートのコピーを持っておくと安心です。
航空券・ホテルの予約確認書
空港のチェックインカウンターは、電子化が進んだおかげでパスポートを見せればチェックインが可能となりました。
しかし。不安な場合は航空会社やツアー会社から届くメールなどをコピーして持参しましょう。
ホテルの予約確認書もコピーしておくと安心です。
航空券の予約に使ったクレジットカード
航空券をインターネットで予約した場合は、料金の支払いに利用したクレジットカードの提示を求められることがあるので、忘れずに持参しましょう。
現金・クレジットカード
夜市での食べ歩きやショッピングでは、クレジットカードが使えない店も多いので、台湾ドルを用意しておきましょう。
また、台湾旅行の移動時に安くて便利なタクシーも現金での支払いになります。
免税店での買い物や高額な商品を購入する時は、保険が付いているクレジットカードを使うと安心です。
台湾ドルは、日本で両替するよりも現地での両替がおすすめです。
スマホ・充電器
台湾の情報や現地の人と会話をする時に必要な翻訳機能など、充実した台湾滞在のためにスマホやタブレットなどの通信機器は必需品です。
ホテルや充電をする環境によっては、ソケットの数が少なく何度も差し替える必要が出てくることもあります。
スマホやwifiルーター、モバイルバッテリーが同時に充電できる3つ穴以上のUSBポートがあると便利です。
台湾では変換プラグが不要!
台湾のホテルやカフェなどの充電設備があるところでは、コンセントの差込口が日本と同じなので、変換プラグは不要です。
台湾の電圧は110Vですが、スマホやタブレットなどにはすでに変圧器が内蔵されているので、日本で使っているもので十分対応できます。
モバイルバッテリー
お目当てのカフェなどをスマホで探している時にバッテリーが減ってくると心配なものです。
「電池がなくなった!」なんてことにならないためにも、モバイルバッテリーは常にバッグの中に忍ばせておきましょう。
モバイルバッテリーの充電も忘れずに!
海外旅行保険
滞在日数が少なくても、どんな事故や病気、ケガをするかわからないので、海外旅行保険に入っておくと安心です。
些細なケガや病気でも病院で診てもらうと数万円以上かかる場合や手術をすると何百万円も必要になることもあります。
また、ゴールドのクレジットカードには、手厚い付帯保険が付いていることが多いので、旅行に行く前に持っているカードの付帯保険内容を確認しておくと良いでしょう。
カード会社によっては、24時間対応でサポートしてくるので安心です。
台湾旅行でもっていくと便利な持ち物

上記では、忘れずに持っていくべきものを紹介しましたが、ここでは、台湾旅行で持っておくと便利な持ち物についてご案内します。
【冬限定】厚手の上着
冬は厚手の上着を持っていくことをおすすめします。
温暖な気候の台湾なのに意外と思われるかもしれませんが、冬場は、雨が降ると気温が15℃くらいまで冷え込むこともあります。
折りたたむと小さくなる薄手のダウンジャケットなどは、スーツケースの場所も取らないのでおすすめです。
部屋着
ホテルによっては、ガウンや部屋着などが常備されていないこともあるので、パジャマ兼用の部屋着があると便利です。
温暖な台湾でも朝晩は冷え込むこともあるので、長めのウェアが良いでしょう。
スリッパ
部屋着と同様、スリッパがないホテルも多いので、携帯用のスリッパを持参しましょう。
また、スリッパは、飛行機の中で靴を脱ぐ時にもあると便利なので、機内持ち込み用のバッグに入れておくことをおすすめします。
サンダル
スリッパの代用としてサンダルもおすすめです。
サンダルは、スニーカーでは暑いときやホテルからコンビニまで買い物に行くときなども便利です。
化粧品
パックなどのコスメは、安くて品質も良いと女子に人気ですが、肌に合わない場合もあるので、普段使っている化粧品を忘れずに持参することをおすすめします。
シャンプー・リンス・ボディーソープ
ホテルによっては、シャンプーやボディソープを用意していますが、肌や髪に合わないこともあるので、普段使っているものを持参する方が良いでしょう。
また、シャンプーは常備されていてもリンスやコンディショナーがないこともあるので、気になる人は持っていくことを忘れずに。
歯ブラシ・シェーバー
海外のホテルでは、歯ブラシやシェーバーが用意されていないこともあります。
現地のコンビニなどでも購入できますが、品質などに不安を覚える人は、日本から用意していきましょう。
日焼け対策グッズ(帽子・サングラス・日傘)
沖縄よりも南の亜熱帯地域に位置する台湾では、春や秋でも日差しは強烈です。
油断せずに帽子やサングラス、日傘、日焼け止めなどの日焼け対策グッズは忘れずに用意しましょう。
雨具
亜熱帯に位置する台湾は、雨が降りやすい気候にあります。
また、突然スコールのような雨が降ることもあるので、日傘兼用雨傘やレインコートなどがあると安心です。
特に、日本人に人気の九份は、雨が多いエリアと言われています。
びしょ濡れで観光することのないように雨具を用意しましょう。
台湾では、突然のスコールに見舞われても、すぐに止むので、時間がある時はカフェなどでのんびりと過ごすのもおすすめです。
常備薬
普段飲んでいる薬があるのであれば、忘れずに持参しましょう。
飲んでいる薬の英名などがわかれば、メモしておくと安心です。
また、お腹が弱い人や乗り物に酔いやすい場合は、整腸剤や下痢止め、酔い止めなどがあれば安心です。
ボールペン・メモ
ボールペンやメモ帳があると便利です。
例えば、飛行機の中で配られる入国書類などは、その場で書き込んでおけば到着してから空港で書く必要がなく時間を節約できます。
また、漢字が通用する台湾では、いざと言う時は漢字で筆談ができますので、ボールペンやメモ帳は、機内持ち込みのバッグに入れておきましょう。
ウェットティッシュ
台湾のレストランなどでは、お手拭きが用意されていないことも多いので、ウェットティッシュがあると便利です。
夜市などで食べ歩きをするときも、汚れた手を拭くためにウェットティッシュは必需品です。
また、トイレの便座は、日本と比べると清潔ではないので、ウェットティッシュがあれば使用する前に拭くこともできます。
カメラ
普段はスマホのカメラを使用していても、旅行中はお気に入りのカメラで思い出の一枚を撮りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
旅行に持っていくときは、首にかけるストラップ付のカメラの方がシャッターチャンスを逃すことがないのでおすすめです。
モバイルWiFi・海外用SIM
台湾を旅行するときは、モバイルWiFiや海外用のSIMがあるとフリーWiFiのスポットを探さなくてよいので便利です。
台湾で使えるSIMは、日本でネット購入することもできますが、現地の空港で買うと係員が入れ替えて設定も行ってくれるので安心です。
ショルダーバック・リュック
台湾旅行に限らず、海外の街歩きには、ショルダーバッグやリュックサックを使うと両手が空くので便利です。
治安の良い台湾では、比較的安心して街歩きを楽しむことができますが、やはりスリや置き引きには注意が必要です。
書類をまとめるクリアケース
パスポートや航空券、ホテルのバウチャー、旅行保険などの書類をまとめられるクリアケースもあると便利なグッズの一つです。
一緒にペンも入れておけばバッグの中で行方不明にならず、探す手間も省けてスマートに対応できます。
ガイドブック
ネットでも調べることはできますが、バスや電車の路線図など一目でわかるガイドブックがあると便利です。
また、旅行に行く前にガイドブックを読むと気分が盛り上がります。
耳栓
日本から台湾までのフライトは短時間ですが、到着してすぐに活動するために体を少しでも休ませておきたいものです。
そんな時に便利なグッズが耳栓やノイズキャセリングイヤホンです。
また、耳栓を使用すると機内の気圧変化で耳が痛くなることも少なくなりますので、機内持ち込みのバッグに入れておくと良いでしょう。
台湾に持ち込んではいけないもの

台湾旅行に必要なものやあると便利なグッズを紹介してきましたが、ここからは台湾に持ち込んではいけないものを紹介します。
知らずに持ち込んで思わぬトラブルに見舞われないように注意しましょう。
肉製品
2018年に台湾で見つかった豚コレラの影響で肉製品を持ち込むと最大100万台湾ドルの罰金が科せられるので注意しましょう。
具体的には、調理済みのものや冷凍、乾燥したもの、真空包装のもの、ハム、肉ちまき、ベーコンなどの加工された肉製品、卵製品などがNGです。
電子タバコ
アイコスを始め電子タバコや加熱式タバコは、機内持ち込み荷物だけでなく預け荷物での持ち込みも禁じられています。
機内で持ち込み禁止をアナウンスするほど警戒されているので、無用なトラブルを避けるためにも持ち込まないようにしましょう。
禁煙エリア内で電子タバコを使用した場合は、最高1万台湾ドルの罰金が科せられます。
LCCでは機内手荷物の制限に注意!
LCCを利用して安く台湾に行く人も増えていますが、お土産を買いすぎる追加料金がかかりフルサービスキャリアより高くなるケースもあります。
預け入れる荷物の重さには注意しましょう。
受託手荷物の重さ | 機内持ち込み荷物の重さ | 機内持ち込み荷物の個数・サイズなど | |
---|---|---|---|
ジェットスター | 15kg~40kg | 7kgまで | 鞄やリュックなど1個と身の回りの物を入れる小さいバッグ。 56㎝×36㎝×23㎝もしくは114㎝×60㎝×11㎝まで |
ピーチ | 20kg~32kg | 7kgまで | 鞄やリュックなど1個と身の回りの物を入れる小さいバッグ。 3辺の和が115㎝まで |
タイガーエア台湾 | 40kgまで | 10kgまで | 鞄やリュックなど1個と身の回りの物を入れる小さいバッグ。 54㎝×38㎝×23㎝まで |
スクート | 20kg | 10kgまで | 鞄やリュックなど1個と身の回りの物を入れる小さいバッグ 54㎝×38㎝×23㎝、三辺の合計115㎝まで |
エアアジアジャパン | 40kgまで | 7kgまで | 鞄やリュックなど1個と身の回りの物を入れる小さいバッグ 56㎝×36㎝×23㎝と40㎝×30㎝ ×10㎝以内 |
LCCの受託荷物は、空港で追加料金を払うと予約時に購入するよりも高くなります。
事前に重量オーバーがわかっている場合は、なるべくネットで購入しておくようにしましょう。
スーツケースの重さがわからない時は、携帯の旅行はかりなどがあると便利です。
台湾旅行の機会が多い人にオススメの持ち物
「台湾が大好き」、「台湾に友達がいる」、「台湾に家族が暮らしている」などの理由から何度も台湾を訪れる人におすすめのグッズを紹介します。
悠遊カード(ICカード)
悠遊カードとは、日本のSuicaやPASUMOと同じように使えるカードで、台北地下鉄(MRT)や鉄道、バス、コンビニ、スーパーマーケットなどの支払いに使えます。
悠遊カードは、台北桃園空港やコンビニで購入、チャージが可能です。
常客証
直近1年の間に台湾を3回以上訪れている人は、空港で優先ゲートを使える常客証と言う優先パスを作成することができます。
インターネットで簡単に申請できるので、3回以上台湾を訪れている人は作成すると良いでしょう。
入国審査で長時間並ぶ必要がなくなります。
パソコンで必要事項を記入、プリントアウトして「Speedy Immigration Inspection」と書かれているカウンターでパスポートと常客証を提示するだけです。
プライオリティパス
国際線を利用するときの空港到着時間は、飛行機の飛ぶ2時間前ですが、出国手続きが終わると時間を持て余してしまうこともあります。
そんな時に、空港のラウンジを使えると無料で軽食やアルコールなどが楽しめるほか、シャワーを浴びてスッキリすることもできます。
もちろん、WiFiも無料で使えるので便利です。
そんな時に役立つのが、世界中で空港ラウンジを使えるカード「プライオリティパス」です。
台湾では、桃園空港、高雄空港、台中国際空港にプライオリティパスで利用できるラウンジが用意されています。
プライオリティパスは、楽天プレミアムカードの付帯サービスとして提供されています。
通常だと年会費4万円ほどかかるプライオリティパスが、楽天プレミアムカードの年会費1万円で持てるわけですから、いかにお得かお分かりいただけると思います。
年に2回以上、海外旅行をする人や海外の空港で乗り継ぎをする人は、楽天プレミアムカードの年会費を払ってでも十分に元が取れるのでおすすめですよ!
楽天プレミアムカードは、学生でも審査は簡単にとおり、旅行保険も充実しています。
まとめ
台湾旅行を楽しむために必要な持ち物やあると便利なグッズを紹介しましたが、パスポートとクレジットカード、現金があればなんとかなるのも事実です。
台湾旅行の際は、行きの荷物を少なくしておけばお土産を購入しても重さを気にすることもないでしょう。
自分用の持ち物リストを作成することで必要なものを忘れずにすみます。
持ち物を工夫して、快適で楽しい台湾旅行を!