台湾ってどんな国?気候や文化など気になる情報を一挙に教えます!

ノスタルジックな街並みと、小籠包や台湾茶などの美食で人気が高い台湾!

中華圏ですが中国本土とは異なる独自の文化を持っており、住んでいる人の気質も異なります。

 

旅行で訪れる前に、台湾について知っておきたいことをまとめてみました。

 

正式な国名は「中華(Republic of China)」

「台湾」として知られていますが、正式名称は「中華(Republic of China)」といいます。

頭文字を取ってROCと表記されることもあります。

 

中華民国(現在の中国)が台湾本土と周りの島々を合わせて、台湾と呼んでいました。

 

台湾ってどこにあるの?

台湾は羽田から直行便で約4時間。

台北には、台湾桃園国際空港と台北松山空港のふたつの空港があり、台南には高雄空港があります。

 

台湾桃園国際空港への直行便

東京(成田)
約4時間
札幌
約4時間30分
仙台
約4時間
名古屋、小松、大阪
約3時間
広島、福岡、宮崎
約2時間30分
那覇
約1時間30分

 

台北松山空港への直行便

東京(羽田) 約4時間

 

高雄国際空港への直行便

東京(成田)、北海道
約4時間
大阪、名古屋
約3時間半
福岡
約3時間
沖縄
約2時間

台湾の主要都市は?

台湾の主要都市は、台北、台中、台南です。

南北を繋ぐ台湾新幹線(臺灣高鐵)に乗車すれば、台北から南の高雄までは約1時間半で移動することができます。

 

台北かバスや電車で約40~50分ほどの場所にある台湾最大の港町「基隆」もおすすめです。

台北の夜市とは少し様子が異なり、新鮮な海鮮をリーズナブルにお腹いっぱい楽しむことができますよ。

 

また、台湾新幹線が通る西側の海岸線の反対、東側の海岸線に位置する花蓮は自然豊かな渓谷や断崖が周りを囲んでいます。

台北からは台湾鉄道で約2時間、飛行機で約50分です。台北の喧騒から離れてのんびり過ごしたい方にはおすすめです。

 

穴場スポットとしておすすめなのは澎湖諸島、金門島などの離島です!

台湾本島と少し異なる文化や風習が残っており、沖縄の離島のような雰囲気です。

台北から国内線に乗り換え、どちらの島も約1時間で到着です。

 

台湾リピーターの方や滞在日数が長い方には、おすすめしたい穴場スポットです。

 

台湾の気候は?

南北に細長い台湾は、北が亜熱帯気候、南は熱帯気候です。

台北市は1年中温暖で、長い夏と短い冬という感じですが一応四季が分かれています

 

・春(3~5月)
晴れの日中は暑いですが、朝晩や曇りの日には寒くなることもあります。

 

・夏(6~8月)
台風シーズンなので、湿気が非常に高く、日差しが強い季節。

建物や乗り物内は冷房がかなり効いているので、寒暖差に気を付けてください。

 

・秋(9月~11月)
春と同じく、朝晩は冷えるが日中は暖かいです。

 

・冬(12月~2月)
コートが必要ですが、雪は降りません。

寒波に襲われるタイミングでは、かなり冷え込むのでマフラーなどの防寒を用意しておきましょう。

 

日本と比べると日差しが強いので、日焼け止め・帽子・サングラス・日傘などの日焼け対策は年中を通して必要です。

また、夏には急な雨に備えて、折り畳み傘やレインコートを用意しておくことをおすすめします。

 

雨が降ることも少なく、気候や気温が安定している10~11月、3~4月がベストシーズンです。

 

台湾の歴史について

1661年オランダ人が入植していた台湾島を本拠地とし、この時代の遺構は今も残っています。

また、鄭成功が拠点を置いたのは現在の台南市周辺。

台北が首都になるまで、台南は台湾の主要都市として発展していました。

 

1683年に、台湾島は清朝の領土となりました。

1895年に日清戦争で日本が勝利し、台湾は日本へ割譲されます。

以降、1945年太平洋戦争で日本が連合国に降伏するまで日本統治時代が続きました。

その後、中国では国民党と共産党による内戦が始まります。

 

1949年、勝利した共産党が中華人民共和国を中国本土に建国。

国民党が台湾に移り、中華民国を作り「2つの中国」として、現在まで続いています。

 

台湾の人の生活スタイルは?

中華圏の国ですが、中国本土と話している言語は同じですが、文化や習慣が異なります。

訪れる人を穏やかな気持ちにさせてくれる台湾に住む台湾人はどんな生活スタイルで過ごしているのでしょうか?

 

言語は繁体中国語

台湾の言語は、繁体中国語で、話している言語は本土と同じく中国語(北京語)です。

 

中国本土では簡略化された簡体字が用いられるのに対して、台湾では伝統的な旧字体の繁体字が使用されています。

繁体字の方が、日本の漢字に近いので意味が分かることが多いです!

 

西暦のほかに農歴も使われる

西暦のほかに、農暦と呼ばれる旧暦が使われています。
日本の元号と同じように、カレンダーなどでは西暦と併記されて使用されます。

 

・2019年の主な祝日

 中華民国開国記念日、元旦:1月1日
農暦除夕:2月4日(農暦12月末)
春節:2月5〜7日(農暦1月1日〜3日)
和平記念日:2月28日
兒童節:4月4日
清明節:4月5日(農暦3月1日)
端午節:6月7日(農暦5月5日)
中秋節:9月13日(農暦8月15日)
國慶日:10月10日

 

農暦が書いてある祝日は、毎年日付が異なりますので旅行に行く前に改めて確認しましょう。

 

食生活は外食がメイン

外食費(1食50元~150元)が安いので一般的台湾人は、食生活の大半が外食です。

自分で材料を買って料理してもあまり節約にならないので、自炊する習慣があまりありません

 

1人暮らし用などの家にはキッチンがないことも珍しくありません。

台湾の街中では、朝だけ営業している豆漿、お粥、蛋餅など朝ごはん専用の屋台もあれば、深夜12時も営業しているお店もあります。

そのため、家にキッチンがなくても外に出れば美味しいご飯が安く食べられるのです!

 

もちろん、料理好きな人や富裕層など、家庭で料理をする人ももちろんいますが、割合では料理をしない人の方が多いです。

 

人とのつながりを大切にする

台湾人は本当におおらかで親切な人が多いです!

優しくてのんびりしているので、時間や約束にルーズなところもあります。

 

また、日本と比べると家族や、周りの人との繋がりを大切にします。

会社の行事や会食に、家族同伴は当たり前で、友人同士の食事でも彼氏や彼女を連れてくることも台湾ではよくあることです。

 

さらに、面倒見がよいので、家族や友達だけでなく外国人にも理解があり、優しい人が多いです。

人と人をつなげることも好きなので、台湾人と友達になるとどんどん友達の輪が広がっていきます。

台湾はオススメの海外旅行先!

多様な魅力溢れる台湾は、初心者にも本当にオススメの海外旅行先です。
土日を利用した一泊二日旅行でも存分に楽しむことができます。

 

歴史を感じられる街並みからオシャレなパワースポットまで見どころ満載!

台湾の面積は35,980平方キロメートル!

三重県を含む近畿地方(京都、大阪、兵庫、滋賀、奈良、和歌山、三重)と同じくらいとされる狭い国土の中に、タイプの異なる魅力が存分に詰まっています。

 

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったと言われている「九扮」などの歴史を感じさせる街並みは最も有名。

他にも、猫空エリアにある台湾道教の総本山「指南宮」などのオシャレなパワースポットまで見所が満載です。

 

特に、女子旅におすすめしたいのは最近古い建物をリノベしたカフェやセレクトショップが並ぶ、台湾第三の都市「台中」。

古い物と新しい物がまじりあう写真映えスポットが満載です。

→ 台湾で絶対に行きたい見どころを厳選!観光スポットからグルメ情報まで紹介します

中華料理のほか、タピオカドリンクやスイーツも人気

台湾旅行の目的のメインが美味しいグルメの方もいるのでは?

小籠包、牛肉麺、牛肉飯などの中華料理が本当に美味しいです!

中国本土の中華料理は、唐辛子や山椒の香りが強くて苦手な方もいると思いますが、台湾の中華料理はクセがあまり強くない傾向にあります。

 

また、マンゴーかき氷などのスイーツも絶品です。

台湾産マンゴーなどの果物が美味しいですし、見た目にも可愛くて写真映えするスイーツがたくさんあります。

 

最近では、日本で行列ができるほど人気のタピオカドリンクも台湾では安いので、手軽に楽しめます!

日本での話題店も台湾では、並ばずに購入できますよ!

 

日本語が通じるところも多い

親日家が多いことでも知られているように、台湾では日本語が通じるところが多くあります。

80歳以上の方の中には、日本統治時代の名残で日本語が話せる人もいますし、日本語を勉強している若者も多いです。

 

中国語、英語などの語学に自信がない人や、海外に慣れていない人でも安心して旅できる国の1つが台湾です!

 

まとめ

今回の記事では、台湾の気候や台湾人の性格など、これを知っておくと台湾旅行がより身近に楽しくなることをまとめました。

 

言語が話せなくても安心で、グルメも観光も満喫できる台湾は、海外旅行初心者にとって本当におすすめです。

飛行機代も安いので、土日や3連休などに、国内旅行感覚でふらっと訪れてみてはいかがでしょうか。

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