せっかく旅行に訪れても用意してきた服装が季節に合っていないと、現地で購入する手間や出費がかかりますね?
今回の記事では、多様な表情を見せてくれる香港で快適に過ごすために、季節ごとの服装についてまとめました。
香港は亜熱帯気候!1年の半分は暖かい気候が続く
香港は亜熱帯気候なので、1年の半分以上は暖かい国です。また、1年と通して寒暖差が少ないのも嬉しいポイントです。
香港の平均気温
気温 (℃) |
最高気温 (℃) |
最低気温 (℃) |
|
---|---|---|---|
15.7 | 18.5 | 13.5 | |
15.7 | 18.9 | 13.2 | |
20.3 | 24.1 | 17.9 | |
23.1 | 26.6 | 20.9 | |
27.9 | 31.3 | 25.4 | |
28.3 | 31.2 | 26.2 | |
28.8 | 31.4 | 26.5 | |
28.2 | 31.0 | 26.3 | |
27.7 | 30.9 | 25.5 | |
24.9 | 27.9 | 22.7 | |
22.5 | 25.1 | 20.8 | |
18.7 | 21.6 | 16.3 |
一番寒い1月の最低気温が13.5℃、一番暑い7月の最高気温が31.4℃です。
香港旅行におすすめな服装を季節ごとに紹介!
温暖で過ごしやすい気候の香港ですが、日本と異なる部分も少しあります。気温、天気などに合わせて快適に過ごせるおすすめのコーデをご紹介します。
春・3月~5月の服装
春シーズンである3~5月の平均気温は、約20℃。日本同様に春の天気は変わりやすく、一番服装に困る時期かもしれません。
冷え性が多い女性は長袖を着ていくことをおすすめします。外が暑くなってきても、建物内が寒いのは変わらないので、薄手のカーディガンやショールはマストです。
夏・6月~8月の服装
海辺が近いこともあり、湿度は80%を超えることもあります。日差しが強くなる時期なので、日傘やサングラスなど日焼け対策はマストの季節です。
男性には半袖のシャツに膝丈のズボン、女性にはノースリーブや半袖シャツにハーフパンツなど、とにかく涼しい服装がおすすめです。
建物内の寒さ対策になるカーディガンやショールもお忘れなく!
秋・9月~11月の服装
少しずつ気温も落ち着いてくるので、朝晩が少し肌寒く感じるようになってきます。男性は半袖でも十分ですが、女性で寒がりの方は長袖が安心です。
11月に入ると、20℃前後の気温になります。男性は脱ぎ着しやすいウィンドブレーカーやパーカーにジーンズ、女性は長袖のシャツにスプリングコートなど薄手の上着がおすすめ。
冷え性の女性は、追加で大き目のショールがあると安心です。
冬・12月~2月の服装
香港の冬は日本同様に寒いのでコートが必要です。晴れの日には暖かく感じることもありますが、朝晩や曇りの日には急激に冷え込むことも多いです。
男性でもセーターにコートもしくはベスト型のダウンジャケット、女性はセーターにコートなど、日本と同じような服装があれば大丈夫です。
朝晩と日中の寒暖差が激しいので、マフラーや折りたためる軽いダウンなどを鞄にいれておくと安心です。
2月中旬くらいまでは、12月、1月と同様にしっかりとした防寒が必要ですが、下旬に近づいてくると晴れた日にはぽかぽか陽気に包まれる日もあります。
帽子や手袋までは必要なくなりますが、まだまだコートは手放せない気候です。
香港旅行の服装選び!気温以外に注意すべきポイント
季節によって、気温は異なりますが、基本的には日本と同じ感覚で問題です。
ただし、建物や乗り物内は年中冷房が効いているので、カーディガンなど羽織れるものは季節を問わず用意しておくのがベター。
冷房が強いので、夏でも上着を持っていこう
香港のホテル、ショッピングセンターなど多くの建物や乗り物内は冷房が非常によく効いています。冬でも冷房が入っていることに驚きます!
特に、夏場の暑い季節で街歩きをして建物内に入ると、入ってすぐは涼しく感じますが、しばらく過ごすと肌寒く感じてきます。
内外の寒暖差で体調を崩す人もいるので、夏場でも旅行中は長袖の上着を常に鞄に入れておくことをおすすめします。
ミニスカートや派手なメイクは控えた方が安全
女性の場合、ナンパや性犯罪の標的になりやすいので、ミニスカートや派手なメイクを控えましょう。
海外では、自分の身は自分で守るような心がけが大切です。トラブルに巻き込まれないよう気を付けることも、楽しく旅を続けるための手段です!
デモ中は黒っぽい服装をさけよう
デモ参加者の多くが黒いTシャツを着ているので、デモ中に黒っぽい服装で街歩きをするのは危険です!
また、デモ参加者に向けてマスク禁止法が出されているので、マスクもしない方が安全です。
観光場所によって服装を変えよう
香港の魅力の1つは、超高級ショップが立ち並ぶエリア~屋台が並ぶ庶民的な街が狭いエリアの中で共存していることです。
どのエリアでも観光客丸出しというよりも、周りの人に溶け込める服装を選ぶことで、トラブル を避けることもできますよ!
香港ディズニーランド
日本にはないアトラクションも多いので、ディズニーファンはもちろんそうじゃない人も存分に楽しめる香港のディズニーランド!
洋服や帽子、カチューシャなどのオリジナルグッズは日本同様に揃っているので、現地調達がおすすめ。リュックなど両手が空く鞄、スニーカーなど動きやすい服装で満喫しましょう!
カジノ(マカオ)
香港からフェリーで1時間ほどのマカオは、カジノで有名ですね!多くのホテルにカジノが入っているので、マカオを訪れたら必ず立ち寄りたいですね。
ラスベガスなどのカジノでは厳しいドレスコードがありますが、マカオのカジノにはドレスコードがほとんどありません。中に入ると、カジュアルな服の人からお洒落な人まで、それぞれです。
ドレスコードはないですが、華やかな街を楽しむためには、少しドレスアップして向かってみてはいかがでしょうか?
都会エリア
高級ホテルやレストランが多い都会のエリアに行く時にはドレスコードに対応できる服がおすすめ。
ドレスコードと言っても、スマートカジュアルなのでそこまで気を張ることもないので安心してください。
男性であれば、短パンやジーンズ、サンダルなどはNGです。襟付きのシャツかポロシャツ、ジーンズ以外の長ズボン、革靴もしくは革のスニーカー。
女性であれば、綺麗目のワンピースやヒールパンプス(ローヒール可)、小ぶりの鞄があれば大丈夫。男性同様、ビーチサンダルや運動系のスニーカーはNGです。
問屋街・夜市
問屋街や夜市などのローカルエリアに行く時には現地の香港人に馴染めるくらいラフな服装(夏なら短パンにTシャツなど)がおすすめ。
汚れやすい場所をたくさん歩くので、歩きやすい靴で向かいましょう!
香港旅行の服装は日本にいるときと同じでOK!
比較的に治安が良くて、日本ほどではないですが四季もあるので、香港旅行に行くときには日本で過ごしている服装と同じで問題ありません。
まとめ
今回の記事では、香港で快適に過ごすためおすすめのコーデを月ごとにご紹介しました。気候と来ている服装が合わずに、旅行中に体調を崩してしまうともったいないですよね?
香港の季節と日本の季節では異なる部分もありますが、比較的に服装は似ているので日本で過ごしている服装をベースに考えれば、大失敗することはないでしょう。
色んな表情を持つ香港なので、出掛ける場所に合わせてコーデを考えるのも香港旅行の楽しみですね!