はじめてマカオへの旅行を計画している方は、どうやって入国すればよいのかよくわからないと思います。
直行便はあるの?香港経由の入国方法は?入国審査は厳しいの?書類を書くのって難しい?フェリーって予約が必要?と不安は尽きないものです。
はじめての国へ訪れる際は何かと心配がつきものですよね?
マカオについては香港ほど情報が多くありませんので、不安に思う方も多いと思います。
そこで、これからマカオを訪れる方のために到着から入国審査・香港空港や市内からマカオへのアクセスなど徹底解説いたします!これでマカオへの入国はバッチリですよ。
マカオ入国で必要な書類は2種類
マカオの入国審査は特に難しいことはありません。
短期滞在でしたらビザも不要です。
パスポート
海外旅行に必要な書類の筆頭はもちろんパスポートです!
日本以外ではどこへ行くときにも必ず携帯しなければなりません。
旅行中は紛失しないよう、肌身離さず持ち歩きましょう。
出入国書類を記入する必要は無いのでカウンターではパスポートだけを提出してください。
マカオ入国カード(入国書類)
入国審査が終了すると入境申報表(アライバルカード)が渡されます、滞在中は無くさないように、パスポートと一緒に保管しましょう。
引用:「地球の歩き方」
90日以内の滞在に関してはビザは不要!
日本人はビザなしで90日以内の滞在許可が出されます。
カウンターではとくに質問されることは無いのでリラックスしてください。
また、2013年より出入国スタンプの捺印も省略されています。
マカオの入国の流れを紹介!
出入国カードの提出は不要ですのでパスポートがあれば入国できます。
その際に「入境申報表」が交付されますので、滞在中は紛失しないように注意しましょう。
①事前に記入が必要な書類はなし!
2013年から入出国カードが不要になりましたので、フェリーや機内で準備する必要はりません。
②飛行機を降りたら入国審査場へ向かう
「Arrival」の看板に従って入国審査場へ進みましょう。
日本人は「訪澳旅客/Visitors」の列に並んでください。
③審査官に入国カードとパスポートを渡す
自分の順番が回ってきたら、係員にパスポートを手渡してください。
このとき帽子・眼鏡・手袋等は外しておくようにしてください。
④入境申報表(到着カード)をもらう
日本人は90日間のビザ免除があるのでとくに質問されることはありません。
審査が終わると入境申報表(アライバルカード)が渡されますので、滞在中無くさないようにしてください。
万が一無くしてしまった場合も、入国記録が必要になる問題を起こさなければ大丈夫です。
出国の際に係員に質問された場合は紛失したと伝えてください。
どうしても再発行したい場合は、タイパ島の北安にある入国管理局にて無料で再発行が可能です。
マカオの入国方法にはいろいろなパターンがある
マカオへの入国ルートは、以前は香港から日帰りで立ち寄るのが一般的でしたが、最近では日本からの直行便や、香港経由のフェリーといったルートが主流になりつつあります。
飛行機でマカオ国際空港から入国する
マカオ航空の直行便を利用してマカオに入国される際はマカオ国際空港から入国します。
現在日本ーマカオへの直行便が就航している国内の空港は、成田・関西・福岡の3空港です。
また、マカオ国際空港から市街地やホテルへ向かう方法は、主にタクシーとホテルのシャトルバス2種類があります。
タクシーは到着ロビーを出たところにあります。
市内なら100MOP(100マカオ・パタカ=約1,335円)以内で済みます。
空港利用料が5MOP、トランクに荷物を入れると3MOP追加料金が発生するので注意してください。
また大きなカジノリゾートやホテルに滞在する方は、ホテルのシャトルバスを利用できます。
運行間隔は早朝から深夜まで、10~30分間隔とホテルの規模によって異なります。
香港国際空港からフェリーで入国する【香港入国なし】
香港空港から香港に入国せずに直接マカオに向かうことも可能です。
日本からの香港就航の航空会社ではPEACH以外はほとんどフェリーでの入国に対応しています。
(乗り継ぎの時間が1時間以上あること・その日のうちにマカオへ向かうことが条件となっています)
①チェックイン時にマカオ入国を伝える(荷物をマカオまでスルーしてくれます)
②到着後スカイピア(専用フェリー乗り場)へ向かう(Ferry Transfer Deskの看板を目印に)
③カウンターでチケット購入・発見の際に飛行機に預け荷物があることを伝える
④フェリーゲートでは出発30分前搭乗開始(所要時間早く1時間)
⑤マカオ到着&入国審査
注意点としては時間に余裕を持つこと、フェリーチケットは予約しなくても大丈夫、チケット発券の際に飛行機に荷物があることをきちんと伝える。
以上の点を踏まえれば比較的簡単に空港からマカオに向かうことができます。
香港島からフェリーで入国する【香港入国あり】
次にいったん香港に入国してから、その後マカオに向かう場合の入国方法をご案内します。
セントラル(上環)と尖沙咀(チムサーチョイ)からマカオへ向かうフェリーが出ていますが、セントラルからの方が頻繁にフェリーが出ているのでおすすめです。
①フェリー乗り場へ向かう
香港島乗り場へ向かう方法→ 空港からだとA11のバスに乗ると香港島のフェリー乗り場までノンストップで行くことができます。
街中から向かう場合はMTRの港島線「上環(ションワン)」駅から徒歩3分です。
九龍(クーロン)乗り場へ向かう方法→ 空港からのバスだとA21に乗車すれば所要時間40分程度で直接向かうことができます。
MTRを利用すると尖沙咀の駅から少々歩く必要があります。
②カウンターでフェリーチケットを購入(席は全席指定・ファーストクラスもあります)
運行会社はコタイジェット(金光飛航)とターボジェット(噴射飛航)の2社
③入国審査に向かう(パスポート・チケット・出入国カードが必要)
④乗船(マカオまで約1時間弱)
⑤マカオ到着・入国審査
また、マカオでの行き先によって到着港が異なるので注意してください。
※澳門氹仔(タイパ島)→ 外資系のカジノへ向かう際に便利
基本的には乗り場についた時間に一番早く乗れるフェリーのチケットを購入しますが、コタイジェットはターボジェットに比べて船の内装がキレイで快適な船内との口コミが多いです。
タイミングや予算に合わせてチケットを購入する際の参考になさってください。
(コタイジェットは皆さんがよく知っている、シンガポールのマリーナベイサンズでおなじみのホテルリゾート会社サンズの子会社です)
また、フェリーはとても酔いやすいので注意するようにしてください。
酔い止めを服用する際は乗船の30分前には飲んでおくのがベストです。
マカオ到着時に税関申告が必要なケース
12万MOP以上の現金(180万円)や1箱(20本)以上のタバコ、1ℓ以上の酒類等を持ち込む際は予め税関での申告が必要です。
タバコは以前までは5箱までは非課税でしたが、合計19本という開封済みのタバコ一箱以内という制限に変わったので注意してください。
まとめ
マカオへは直行便の利用やフェリーなどいろいろな方法でマカオには入国できますので、滞在時間や目的地などご自身の旅行計画に合わせたスタイルでマカオへの旅を楽しんでください。
ヨーロッパと中華圏の魅力が絶妙にミックスされた、カジノやショッピングも楽しめる魅力たっぷりのマカオをぜひ訪れてみてください。