マレーシアと言えば経済発展が目覚しく、思っている以上に近代的な都市や多民族文化・自然を味わうことができる国です。
日本では見ることができないもの動物や景色に沢山触れられるのがマレーシアでしょう。
今回は、マレーシアの魅力をたっぷり感じることのできるおすすめの観光地について紹介しますね!
マレーシアの見どころはモスクやリゾート地の大自然!
マレーシアはアジア大陸に陸続きになっているマレーシア半島と、インドネシアと隣接する東マレーシアの2つの地域からなっています。
そして多民族国家からなるマレーシアの人口構成は、イスラム教や仏教、ヒンドゥー教など多くの文化が入り交ざった国でもあります。
マレーシアには数多くのモスクや寺院、さらにはビーチ、自然公園があります。
日本とほぼ同じ国土を持つマレーシアを少ない日数で観光するには行きたい場所をピックアップしておくことが大事です。
今回は厳選した17か所をご紹介します!
ペトロナスツインタワー(クアラルンプール)
マレーシアの首都クアラルンプールには、「ペトロナスツインタワー」という世界で一番高い建物があります。
なんと高さが452メートルもあり、この高さの建物は日本では見ることができません。
その名の通り、ペトロナスツインタワーは2棟のタワーが対になっていますが、それぞれ世界各国が関わった建物なのです。
設計にはアルゼンチン、タワー1は日本の会社、タワー2は韓国、架け橋となる部分はフランスが担当しています。
昼間に見るのも圧巻ですが、ライトアップされるので夜に見るのもおすすめですよ!
ムルデカスクエア(クアラルンプール)
1957年にイギリスから独立したときにマレーシアの旗が立てられた場所です。
ムルデカスクエア自体は芝生がある広場ですが、周辺には歴史的建物が数多く立ち並びます。
「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」という昔の連邦事務局は、イスラム建築の建物で細やかな装飾や美しさに圧巻されるはずです。
中に入ることはできませんが、外観だけでも十分に楽しむことができるでしょう。
また、「ナショナル・テキスタイル・ミュージアム」という国立織物博物館もあるのですが、こちらも建物が可愛いと評判です。
ちなみに、中に入ることができたり、カフェで休憩することもできるのでおすすめですよ!
クアラルンプールタワー(クアラルンプール)
クアラルンプールタワーは通信タワーですが、東南アジアで1番高い通信タワーと言われています。
見所は展望台で、まわりが透明のガラス張りになっている「スカイボックス」では、スリルを味わうこともできるでしょう。
ちなみに、世界で1番高い通信タワーは東京スカイツリーですね。
イスラム美術館(クアラルンプール)
絶対に行くべきだと言う人が多いほど人気がある観光地にイスラム美術館があります。
トルコブルーのとても可愛い建物で、イスラム柄の壁の装飾や建物の内部のドーム状の天井の美しさには感銘するでしょう。
精巧に作られた世界のモスクのミニチュア模型があり、国によるモスクの違いを発見することができます。
また、他にもトルコやシリアの緻密な幾何学模様や鮮やかな色使いが魅力の陶磁器や、コーランなどの古代書物が常設展示されています。
また、ミュージアムカフェも入っているので、休憩ができるのもポイントが高いですね!
ブキッビンタン(クアラルンプール)
マレーシアの都会やショッピングを楽しみたい人は、ブキッビンタンに行きましょう。
ブキッビンタンは、クアラルンプールの中でも非常に都会的な場所として知られています。
大きなショッピングモールがあったり、アロー通りという屋台街があったりと、ずっといても飽きることがないでしょう。
街並みもカラフルでとても可愛いですよ!
国立モスク(クアラルンプール)
マレーシアに来たら絶対に行きたいと思う場所が国立モスクではないでしょうか。
1965年に創設されたのですが、このモスクはアジア最大の規模だと言われています。
約8000人も収容することができることや、大理石を使っていたりステンドグラスの礼拝堂があったりと感動する場所が多々あります。
女性は、ローブを着るのが義務化されているので、入り口にあるローブを着てから入りましょう。
キャメロンハイランド(イポー)
丘陵地帯と言われているキャメロンハイランドは、マレーシアの避暑地として有名で、暑いマレーシアで涼しさを感じたい人におすすめです。
立地を活かした一面に広がる紅茶畑の美しさには、心打たれるものがあるでしょう。
イギリス統治の影響も残り、アフタヌーンティーやバラ園を楽しむこともできます。
さらにはゴルフ、テニス、バード・ウォッチングなどの高原リゾートならではのアクティビティも充実しています。
スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク(シャーアラム)
クアラルンプールから少し離れた場所にあるモスクですが、ここはマレーシア最大のモスクと言われている場所です。
「ピンクモスク」と言われるプトラモスクと対比され、通称「ブルーモスク」と言われています。
その透きとおるような青と白を基調にした外装・内装に大理石の床は息をのむ美しさでしょう。
基本的には英語でのガイドが付くとのことですが、日本語のガイドがいたという情報もありますよ。
バトゥ洞窟(セランゴール州)
クアラルンプールではなく、セランゴール州にあるものの、1時間ほどで行ける人気のスポットがバトゥ洞窟です。
272段の階段を登る必要があるので、動きやすい服装で行く事をおすすめします。
この階段は2018年8月に改修工事が行われた際にカラフルな塗装が施され一段と有名になりました。
入り口には、世界で一番大きな神像というムルガン神像が立っています。
そして、メインはとても大きな鍾乳洞です。
パワースポットとも言われているので、是非行ってみてくださいね。
ジャシン オールドタウン(マラッカ)
街が世界遺産と言われているマラッカは、必ず行きたい場所ではないでしょうか?
マラッカの中でもジャシン オールドタウンはオランダ統治下の建物が残っていて、同じマレーシアでも異国の地を味わうことができます。
他にもババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館や遺跡など様々な見所がありますよ。
コタキナバル(ボルネオ島)
コタキナバルは、マレーシアのリゾート地として人気がありますね。
透明度が高い海と白い砂浜が特徴で、海だけでなく自然豊かな場所としても知られています。
コタキナバルのビーチでマリンスポーツを楽しむことができたり、周辺の島にアイランドホッピングをしたり、充実した観光ができるでしょう。
コタキナバルから日帰りできるサピ島、ガヤ島、マヌカン島、マムティック島、スルグ島でのシュノーケリングは格別です!
キナバル山(ボルネオ島)
コタキナバルから来るまで2時間ほどにあるキナバル山は、キナバル自然公園の中に位置しています。
マレーシアで一番高い山であり、富士山よりも高いことで知られています。
世界遺産でもあるので、ボルネオ島に行ったら是非行っておきたい場所でしょう。
山頂を目指して登ることもできるので、体力に自信がある人は登ってみてくださいね!
パヤ島海洋公園(ランカウイ島)
パヤ島海洋公園は、国立公園に指定されています。
見どころは、とんでもなく透き通ったビーチです。
パヤ島には宿泊施設がないため、手つかずの自然が守られているのです。
穢れのない海やサンゴ、海の生物などを近くに感じることができるでしょう。
ダイビングやシュノーケリングのアクティビティも人気のスポットです!
ランカウイ ケーブルカー&スカイブリッジ(ランカウイ島)
ランカウイ島に行ったら、ランカウイケーブルカーに載りスカイブリッジを渡ってみてください。
ケーブルカーは、山々の断崖絶壁をすり抜け海抜700mから見る景色は圧巻です!
ケーブルカーで頂上まで行くとあるスカイブリッジは、足がすくむほどの高さですがランカウイの絶景を見渡すことができる人気スポットです。
橋の中心部には谷底が透けて見えるガラス張りのエリアもあり、さらなるスリルを味わうことができます。
非日常を味わいたい人には、とってもおすすめです。
またランカウイ島はタイとの国境付近にあり、免税の島としても有名なのでショッピング目的で訪れる人も多いですよ。
ペナン国立公園(ペナン島)
多くの自然が残っているため、自然の宝物を見つけることが出来る場所だと言われています。
ハイキングコースがあり、東南アジアの熱帯雨林の自然を満喫することができます。
ダスキーリーフモンキーなどのように、普段見れない動物に遭遇することもあるみたいですよ!
さらに国立公園の中には、ペナン島で一番美しいビーチと言われているタートルビーチがあり、併設する亀の保護センターの見学も可能です。
ジョージタウン(ペナン島)
ペナン国立公園と真逆のペナン島の都市の雰囲気を味わうことができるのがジョージタウンです。
ウォールアートを見ることができたり、イギリスに統治されていた時代の建物がそのまま残っていたりと、街そのものに感銘を受ける場所です。
歴史建造物の多さに、マラッカとともに世界遺産に登録されたことでも有名です。
今で言うインスタ映えがする写真をたくさん撮ることができる場所でもありますよ!
レダン島
東南アジアのリゾート地の中でもトップクラスの美しさを持っているのがレダン島です。
何よりもビーチの透明度と、砂浜の白さに定評があります。
レダン島に住んでいる人の暮らしぶりが分かる場所もあったりと、異国に来ていることを実感することもできるでしょう。
また、島には5つ星ホテルもあり、贅沢な時間をゆっくりと過ごしたい人にもおすすめのエリアです。
モンスーンがある11月〜3月は島のホテルなどの施設はほとんど閉まってしまうため期間限定の楽園です!
まとめ
マレーシアの観光地を見ていると、「東南アジア一」や「世界一」というものが多々あったと思いませんか?
それだけでマレーシアを観光する意味も価値もありますよね。
様々な民族文化が入り混じり日本とは全く違う生活や建物、さらには手つかずの自然が数多くあり、マレーシアの良さを実感できる観光地ばかりです。
きっと1度では行き足りないくらいのマレーシアの魅力を見つけられるでしょう!