マレーシアはどんな国?移住したい国No1で観光におすすめ!

マレーシアは、アーティストのGACKT(ガクト)さんが移住したことで、話題になっている国です。

あのGACKTさんを魅了したマレーシアは、移住はもちろん観光にもおすすめ。

 

今回はマレーシア観光を考えている人のために、マメ知識からお役立ち情報までまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

 

マレーシアの基本情報

まずは、マレーシアの基本情報から紹介します。

【首都】クアラルンプール

【人口】約3,200万人(2017年マレーシア統計局)

【宗教】イスラム教、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、儒教・道教、その他

【言語】マレー語(国語)、中国語、タミール語、英語

【通貨】マレーシア・リンギット、1RM=25.96円(2019年10月27日現在)

※参考:外務省データ https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/malaysia/data.html

多言語・多宗教です。

 

マレー語が国語ですが、英語も多く使われており、英語で通じるところも多いようです。

 

マレーシアの特徴

マレーシアは美しいビーチリゾートや、オリエンタルでエキゾチックな街が魅力的な国。

しかし日本人の私たちからすると、知らないこともたくさん!

 

マレーシアの歴史など、予備知識があると旅行もそれだけ面白くなります。

 

【歴史】侵略の過去がありつつも現在は友好的

マレーシアはアジアの中でも親日家が多いことでも知られている国です。

第2次世界大戦中に日本はマレーシアを占領して現地住民に厳しい生活を強いた過去があり、当時の日本軍の行いについて批判的な態度があります。

 

しかし、1981年~2003年まで首相を務めたマハティール元首相は親日家で、「ルックイースト政策」にて戦後経済発展を遂げた日本を手本に国を率いてきました。

そのおかげで、日本とマレーシアは非常に良い関係にあり、マレーシアから仕事や留学で日本を訪れる人もたくさんいます。

 

歴史的に日本軍に対してよくは思っていなくても現在の日本の文化面には友好的です。

 

【地理】海をまたがるマレーシア

マレーシアの国土はタイの南側にのびる西マレーシアと、インドネシアやブルネイと国境を接する東マレーシアに南シナ海を挟んで分かれています。

西マレーシアには首都のクアラルンプールがあり、マレー半島の西部は都市観光、東海岸は美しいリゾートが広がります。

 

東マレーシアはオランウータンで有名なボルネオ島で、熱帯雨林が広がるアクティビティスポットです

また、ビーチリゾートが広がる離島が点在しており、美しいリゾートライフを楽しめるようになっています。

 

【気候】同じ国でも異なる雨季と乾季

マレーシアは、同じ国でも雨季のシーズンが地域によって違います。

マレー半島西海岸】5~9月が雨季、ただしクアラルンプールは10~12月も雨が多め。

マレー半島東海岸】11~3月が雨季、海があれるので遊泳禁止になることもある。

東マレーシア】11~3月が雨季。

 

気温は、1年を通じて高温多湿なので、いつでもTシャツ+サンダルでOK!

ただ、マレー半島にあるキャメロンハイランドは、高地にあり1年を通じて23度前後でありとても涼しいので、上着が必須です。

 

【国民性】他人を受け入れるダイバーシティな国

多民族国家であるマレーシアでは、人種も宗教も様々。

人口の約6割を占めるマレー人が一番多いのですが、次いで中華系、インド系が多く、そのほか海外から多くの観光客や移住者がいます。

 

このように様々な人種が入り混じっているので、宗教や文化が違っても受け入れて仲良くできる友好的な国です。

 

【経済】物価は日本より安い

マレーシアの物価は日本の約1/3。

観光の醍醐味、ローカルな屋台なら一食150円以下で食べられます。

 

タクシーの初乗りに至っては最初の1kmが82円と、日本のバスよりも安い感覚で利用できるんですよね。

ただ、やはり観光地は少々高く設定されているので、外国料理のレストランだと日本のレストランと変わらないです。

 

【生活】イスラム教に根付いた習慣

マレーシアの国教はイスラム教ですが、多民族国家なので基本的に他の人の宗教や文化に干渉することはありません。

ただ、寺院やモスクでは敬意を払い、肌を露出しすぎないように気を付けましょう。

 

また、左手は不浄の手と考えられているので、手で食べるときや握手、物を渡す・受け取るときは必ず右手を使ってくださいね。

 

【食】多国籍料理の宝庫!日本食も多数!

マレーシアの食事は本当に豊かです!

多民族国家だけあって、マレーシア料理はもちろん、中華やインド料理、日本食まで、あらゆる料理を堪能できます。

 

現地で人気のマレーシア料理で忘れてはいけないのが「ナシレマ」。

「ナシ」は米のこと、「レマ」はココナッツで、ココナッツで炊いたご飯という意味です。

 

ナシレマに豆や小魚、きゅうりを添えてサンバルソースをかければ、マレーシアの定番ご飯の完成!

ふんわりココナッツの風味がして、旨辛のサンバルソースにとても良く合います。

 

そのほか、ナシゴレン(マレーシア風チャーハン)やミーゴレン(焼きそば)、ラクサ(米麺のマレーシア風ラーメン)などもおすすめです。

 

【文化】鮮やかなバティックやバジュクロン

マレーシア観光で、もう一つ押さえておきたいのが、無形文化遺産でもある色彩鮮やかな「バティック」です。

染めない部分を蝋で描く染物なのですが、複雑な模様や多彩な色を使うため、すべての工程にかかる時間は途方もないものです。

 

バティック体験を申し込むこともできるので、思い出にぜひいかがでしょうか。

そしてバジュクロンはマレーシアの女性用民族衣装で、トップスとスカートのツーピースです。

 

観光の記念に購入するのもおすすめです。

 

マレーシアの治安は?

マレーシアの治安は世界的に見ても、比較的に良い方です。

ただ、観光客を狙うひったくりや置き引きには、しっかりと対策を!

 

バッグを椅子に置きっぱなしにしたり、大金を持ちあるくのは危険です。

また、2019年6月にはサバ州東海岸で、漁船の乗組員を狙う大規模な誘拐事件が発生し、未解決のままです。

 

サバ州東部の海岸沿いには近づかないほうが良いでしょう。

 

マレーシアへの旅行方法は?

マレーシアへは札幌・羽田・成田・名古屋(セントレア)・福岡空港からクアラルンプールまでの直行便が便利!

コタキナバル(ボルネオ島)へも直行便があります。

 

ただし、人気観光地のペナン島には直行便がないので、クアラルンプールや香港・台北などで乗り換えが必要です。

 

旅行のベスト時期・日数

雨季があるものの、日本の梅雨と違い、スコールが降っても短時間で止むのでそこまで気にする必要はありません。

ただ、マレー半島の東海岸ではモンスーンの影響を受けやすく、雨季には遊泳禁止や離島のフェリーが欠航することも!

 

東海岸の雨季は11~3月なので、そこだけ注意するとよいですね。

また、クアラルンプールへは直行便があるので2泊でも楽しめますが、3泊以上だと余裕があり充分観光を楽しめるでしょう。

 

空港・交通手段

クアラルンプール空港から市内への移動はタクシーか電車(30分強)が便利です。

電車はタッチ&ゴーの電子マネーカードタイプで、購入すれば滞在中チャージしながら使えます。

 

タクシーは違法タクシーやぼったくりが問題視されているので、メーターが倒れているかどうか必ず確認してください。

 

まとめ

マレーシアは歴史的背景から、ヨーロッパ文化とアジア文化が融合するエキゾチックな国。

都市部ではショッピングを、マラッカでは歴史や文化を、そしてビーチリゾートでは優雅なひと時を楽しめます。

 

マレーシアの食や文化に触れ、楽しい思い出を作ってくださいね。

 

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