ラオス旅行

ラオスはどんな国?自然に囲まれた穏やかな国の魅力

アジアでメジャーな観光国のベトナムやタイと比較して、ラオスにはいまだ未開発の自然が残っています。

首都であっても「世界一何もない首都」と呼ばれるほど穏やかな風景が広がっています。

 

今回は、ゆったりとした時間の流れる本物のアジアを体験できるラオスの、基本情報とおすすめの観光スポット、治安や旅行方法に関して詳しく紹介します。

 

ラオスの基本情報

ラオス(ラオス人民民主共和国)の首都はヴィエンチャンです。

東南アジアのインドシナ半島に位置する長細い国の面積は日本の約63%で、そのうち70%が高原や山岳地帯の小さな国です。

 

人口は約691万人、一番多い民族はラーオ族です。

公用語はラーオ語で、タイ語の方言のような位置づけの言語です。

 

ラオス政府は標高によって民族を区分しており、公式には少数民族は存在しないことになっていますが、実際には少数民族も多く各民族語、英語、フランス語も使用されています。

人口の60%は仏教徒で上座部仏教を、残り40%はアニミズム(精霊信仰)やキリスト教など他の宗教を信仰しています。

 

通貨はキープ(kip)ですが、国内ではタイバーツもキープと同じように流通しており、、また、米ドルも通用するので、ホテル・レストラン・市場などでは3つの通貨で支払いが可能です。

東南アジアに残る最後の桃源郷と呼ばれ、大河メコンと連なる山々など豊かな自然に恵まれています。

 

中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマーと国境が接していて、東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟する唯一の内陸国です。

かつては戦渦に巻き込まれ、現在もアジアの経済危機の影響から海外支援に頼っている部分もありますが、人々はのどかに微笑みを絶やさず明るく暮らしています。

 

ラオスの特徴

比較的治安が良く観光スポットが豊富なことから、世界中から観光客が増加しているラオスの特徴を紹介します。

 

緑豊かで穏やかな国

原生林の中を流れるメコン川の恵みから、高原や山岳地帯には緑豊かな景観が存在し、美しい自然を楽しむことができます。

ラオスに広がる自然は日常に溶け込んでいて、街中にいても緑の木々が目に入り、優しく穏やかな時間が流れています。

 

フランスを感じる文化

大統領府から伸びるラーンサーン通りには、パリの凱旋門をモデルにしたパトゥーサイが建ち、街中にはフランス風のオープンカフェも存在します。

フランスの植民地であったラオスは、フランスの影響を受けた建物や街並みが残っていて、独特の雰囲気からプチパリと呼ばれることもあります。

 

東南アジアとヨーロッパの文化両方を感じることのできる、ラオスにしかない不思議な空間を楽しめます。

 

寺院や遺跡が多い

キープ紙幣に寺院・タートルアンが描かれるように、首都ヴィエンチャンではワットと呼ばれる寺院が多数あります。

上座部仏教を信仰する敬虔な仏教徒が多いラオスには寺院が街中に存在して、朝早くには托鉢をする僧侶たちに出会うこともできます。

 

また、ラオスには世界で2番目に世界遺産に登録されたクメール遺跡など、歴史を感じながら散策できるスポットが沢山あります。

 

コーヒーの生産も盛ん

ラオスの標高の高い地域ではコーヒーの生産が盛んで、主にロブスタ種とアラビカ種の2つが栽培されています。

ラオスのコーヒー豆は高品質だとコーヒー業界では有名で、生産量は年間約20,000トンもあり、コーヒー産業がラオス経済の生命線になりつつあります。

 

ロブスタ種はラオスの人が日常的に飲用するレギュラーコーヒー用で、コンデンスミルクをたっぷり入れて飲むそうです。

 

ラオスの世界遺産

ラオス観光で欠かすことができない、世界遺産の数々を紹介します。

 

ルアンパバーン旧市街地

小さな街の全体が世界遺産に登録されているルアンパバーンは、満足度の高い観光地として人気が高まっているスポットです。

かつてラーンサーン王国として栄えた緑豊かな街並みは、ラオスの伝統的な建物とフランス植民地時代の面影を残す建築物が融合して不思議な魅力を放ちます。

 

ワットシェントーン寺院では、ガラス細工が使われたアジアの建築様式とは異なるレッドチャペルを見学できます。

 

少し郊外まで足を延ばせば、クアンシーの滝でエメラルドグリーンに輝く神秘的な滝を眺めることができます。

夕方になるとメイン通りではナイトマーケットが開かれて、ハンドメイド刺繍やアクセサリー、串焼きやフランスパンのサンドイッチなど様々な雑貨屋グルメを販売する屋台が立ち並びます。

 

ワット・プー及び関連古代遺跡群

ラオス南部のメコン川岸にあるチャンパーサック村に残るワット・プー遺跡群は、古代クメール人が築いたヒンドゥー教の寺院遺跡です。

5~6世紀には既に寺院が存在していたようですが、現在残る建物は11~13世紀に建てられたものだそうです。

 

13世紀頃にタイ・ラーオ族がこの地域に移り住み上座部仏教寺院へ姿を変えて、ヒンドゥー教のレリーフが残る建物と仏教が混在する異空間が生まれました。

現在でも国内外から熱心な信者が通って祈りをささげる寺院には、祠堂の中に優しく微笑む黄金の仏像が鎮座しています。

 

ジャール平原巨大石壺群(シェンクワン県)

ラオス北部のポーンサワン県に広がるジャール平原には、2,100個以上の円柱状の巨大石壺が存在します。

ジャール」はフランス語で「壺」の意味で、高さ1~3メートルの砂岩を掘って作られた石壺は紀元前500年~西暦500年の鉄器時代に、埋葬などに使用されたと考えられています。

 

2019年に新たに世界遺産に登録されたのは11カ所で、広大な敷地に遺跡が点在しているので電動カートに乗り込んで見学に向かいます。

主な公開エリアは3つに分かれていて、特に有名なのがエリア1にある最も大きい高さ2.5m、重さ6トンあるといわれるチュアンの壺です。

 

エリアに到着するとカートから降りて自由に歩いて見学することができるので、有名な巨大壺を探してみてくださいね。

 

ラオスの治安は大丈夫?

日本と比べると注意すべき点もありますが、基本的には治安が良いです。

観光客向けの商店街でも、昼間から店主が昼寝しているなんてことがあるぐらいのどかな街並みです。

 

ただし、荷物は放置しない、夜間は出歩かないなどの行動は心がけるほうがよいでしょう。

 

ラオスへの旅行方法は?

ラオスを満喫するためのベストシーズンや必要な日数、交通機関について説明します。

 

旅行のベストシーズン・日数

ラオスは、年間を通じて暑く湿度の高い熱帯モンスーン気候です。

暑季・雨季・乾季の3つの季節に分かれるので、観光を楽しむのであれば雨が少なく暑さも弱い乾季に当たる11月~2月がベストシーズンでしょう。

 

乾季になると朝晩の気温は15度前後まで下がる日もあるので、春物や秋物の服装を準備しましょう。

首都ヴィエンチャンだけなら2泊3日、世界文化遺産に登録されるラオス最大の観光都市ルアンパバーンだけなら3泊4日程度が目安です。

 

2都市を巡っても7日間の旅行日数を確保すれば満喫できるでしょう。

 

ラオスの空港・交通手段

残念なことに、ラオスに向かう日本からの直行便はありません。

飛行機の乗り継ぎは中国やベトナムを経由することもできますが、タイのバンコクを経由すると比較的本数が多く接続が良いでしょう。

 

首都ヴィエンチャンにあるのがワットタイ国際空港で、ショップやレストラン、ATMなどの施設が充実しています。

北部にはルアンパバーン国際空港、南部にはパークセー国際空港があり、規模は小さめですが短い日程なら現地観光に便利です。

 

ラオスでの交通手段は、バス、タクシー、トゥクトゥク(三輪タクシー)が基本です。

空港から中部を接続するシャトルバスは15,000キープ(約200円)で乗車できるのでおすすめです。

 

まとめ

ラオスは街近辺に国際空港が存在しているため、観光を目的とした短期滞在にもぴったりですよ。

歴史ある世界遺産に触れて、大自然の中で大きく呼吸をすると、身も心もリフレッシュすることができるでしょう。

 

紹介した情報と旅行方法を参考にして、魅力たっぷりのラオスへ癒しの旅に出かけましょう。

 

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