ミャンマー旅行

ミャンマーってどんな国?基本情報と歴史・文化を理解

みなさんはミャンマーについてどのようなイメージをお持ちですか?

ミャンマーは東南アジアの西側に位置し、インド、バングラデシュ、タイ、ラオス、中国と接しています。

 

敬虔な仏教徒の国として知られ、穏やかな国民性と穏やかな農村地帯の美しさが魅力です。

今回は、そんな魅力あふれるミャンマーの基本情報やおすすめの観光に役立つ豆知識をご紹介します。

 

【基本情報】ミャンマーの国土と人口

まずはミャンマーの基本情報です。

【正式国名】ミャンマー連邦共和国
【首都】ネーピードー
【気候】国土が南北に長いため、国内でも気候がかなり異なる。ヤンゴン周辺は雨が多い熱帯地域で、中部~北部は乾季になると防寒着が必要。
【宗教】仏教(90%)、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教など
【言語】ビルマ語(ミャンマー語)
【通貨】チャット(Kyat)、1K(Kyat)=0.072円(2019年11月現在)

 

ミャンマーの文化は?

2018年10月から1年間、観光ビザ取得不要の試行期間が設けられましたが、このたび2020年9月末まで措置が延長されることになりました。

観光ビザ取得が不要であることが後押しし、日本から観光客が今年は23%以上増加しているそうです。

 

乗り遅れない内にミャンマーの文化をチェックしておきましょう!

 

【言語】公用語はビルマ(ミャンマー)語

ミャンマーの公用語はビルマ(ミャンマー)語です。

ミャンマーには多くの民族が暮らしており、言語も様々ですが、国内では最も多いビルマ族の言葉を共通語としています。

 

なかなか耳にすることのないビルマ語なので、観光の際のコミュニケーションが心配になるかもしれませんが、観光地では英語も使えるので大丈夫です。

特に大きなホテルやショッピングセンターでは比較的問題なく英語が通じるので、安心してください。

 

【宗教】人口の9割が仏教徒

ミャンマーといえば、黄色の袈裟を来たお坊さんをイメージする人も多いですよね。

ミャンマーを訪れると托鉢をする僧侶をたくさん見かけますが、ミャンマーは現世で功徳を積んで来世で救われるという「上座部仏教」です。

 

小さな子供も一時出家するなど、国民の男性は僧侶にならなくてもほとんどが一時的に僧侶として出家することが多いようです。

それほど信仰心の強いミャンマーでは、僧侶の地位が高く、バスでは優先座席で必ず席を譲らなければいけません。

 

また、女性が僧侶の袈裟に触れることは厳禁なので、気を付けてくださいね。

 

【生活】インフラは発展途上

観光地として注目され始めているミャンマーですが、インフラはまだ発展途上で、昔に比べて随分整備されてきたとはいえ、消費電力の増える夏や水力発電量が低下する乾季には、1日2時間ほどの計画停電が行われます。

高級ホテルでも停電は免れないので、突然停電しても驚くことのないよう、懐中電灯を持っておくと安心です。

 

また、道路も未舗装の場所が多く、地方に行けば行くほど凸凹のある土の道路が増えていきます。

高速道路でも横断する人がいるなど、交通マナーも浸透していないことも特徴です。

 

以前はいつ届くか分からない、配達中の紛失も当たり前だったミャンマーの郵便事情ですが、今では日本の支援によって随分改善され、ほぼ問題なく利用できます。

ただしこれはヤンゴン周辺の都市部でのことであり、地方ではまだまだ郵便制度が整っていないことも理解しておく必要があります。

 

【衣】民族衣装の「ロンジー」

ミャンマーの民族衣装といえば、長い巻きスカートのような「ロンジー」。

ロンジーは男性も女性も着用するボトムスで、大きな筒状の一枚布を腰に巻き付けるように身に着けます。

 

ロンジーの上に合わせるのは「エンジー」と呼ばれる民族衣装。

しかし、男性ならワイシャツ、女性ならブラウスなどいろいろなコーディネートを楽しむこともできてとってもおしゃれです。

 

赤なら看護師、緑などは教師などとはロンジーの色によって職業が分かります。

また、それぞれの民族には独自の模様デザインがあり、それらを見比べるのもおもしろいでしょう。

 

もちろん、お土産や自分用に購入することもできるので、ミャンマーに行く際はぜひ試してみてはいかがでしょう?

 

伝統的な植物由来化粧品「タナカ」

ミャンマーといえば「タナカ」も特徴的です。

テレビなどでミャンマーの人が、顔にベージュの塗料のようなものを塗っているのを見たことがありませんか?

 

これは、「タナカ」と呼ばれる木の根から作られた、ミャンマー独特の化粧品です。

主な効能は日焼け止めですが、毛穴の引き締め効果や虫刺されやニキビケアにも効果があり、ミャンマーでは女性はもちろん男性も使っています。

 

最近ではタナカの効能が注目され、日本でもオンラインで購入できるまでになりました。

ミャンマーに観光で「タナカ」は人気のお土産品でもあります。

 

【食】インドと中国の影響を受けたミャンマー料理

ミャンマーはインドや中国と国境を接してる国で、ミャンマー料理はインドや中国の影響を受けています。

ミャンマー料理にはカレー味も多いのですが、味はインドカレーと比べてマイルドで辛くないのが特徴的。

 

また、油炒めなど脂っこい料理が多いのは中国の影響のようです。

タイ料理のように酸味・甘味・辛味が同居する個性的な味ではないので、日本人にも比較的なじみやすいです。

 

ただ、インフラがまだ整っていないミャンマーでは、高級ホテル以外で生野菜や果物を食べるのは避けたほうが良いでしょう。

 

ミャンマーの歴史

ミャンマーの歴史を知っておくとより旅行を楽しめます。

観光で遺跡に触れながら、ミャンマーの歴史について理解を深められるとよいでしょう。

 

イギリス統治時代

ミャンマーは11世紀にビルマ族が初めての王朝「バガン王朝」を築きます。

その後バガン王朝は元の侵攻を受け滅びてしまいますが、18世紀まではビルマの繁栄が続きます。

 

しかし19世紀にイギリスがインドに入植し、フランスのアジア進出に対抗してさらにビルマも植民地化、ここからビルマはイギリスの統治下におかれることになります。

その後、太平洋戦争で大日本帝国がビルマに侵入してくるまで、イギリス統治は続きました。

 

独立(ビルマ連邦成立)

日本が戦争に敗れると、ビルマではまたイギリスの統治が復活します。

イギリスからの独立を求めてビルマでは運動が劇化し、戦後2年以上の時を経て、1948年1月にようやくイギリスから独立しました。

 

そうしてビルマはようやく「ビルマ連邦」として歩き始めたのです。

 

軍事政権と民主化運動

独立を迎えたビルマ連邦ですが、民族間の争いや対立が深まり、国は混乱期を迎えます。

内乱が続き、政情が安定しない中、軍部がクーデターを起こし政治を掌握。

 

これによって1962年ネウィン将軍の元、軍事政権「ビルマ連邦社会主義共和国」が誕生します。

その後、軍事政権は民主化運動を徹底的に弾圧しました。

 

2011年には今の「ミャンマー連邦共和国」に改名され、様々な問題を抱えつつも、現在民主化への道を進んでいます。

 

ミャンマーの観光地

アジア最後の秘境と呼ばれるミャンマーは、見どころ満載!

手つかずの自然や、豊かな文化、そして目を見張る遺跡群など、観光でぜひ訪れてほしい場所をいくつかご紹介します。

 

【世界遺産】ピュー古代都市群とバガン

ミャンマーには2つの世界遺産があります。

ピュー古代都市群はミャンマーの中部にあり、紀元前200年前から1000年以上続いたピュー王国の遺跡です。

 

2000年前に仏教が伝わったことを示す重要な遺跡で、謎に包まれたピュー王国の一端を見ることができます。

もう一つの世界遺産は2019年に世界遺産登録されたばかりのバガンです。

 

バガンは都市部のヤンゴンから飛行機で1時間の場所に位置し、アクセスが良いことで毎年多くの観光客が訪れています。

世界三大仏教遺跡の一つとして数えられ、約40kmにも渡って遺跡群が点在していて見応えがあります。

 

また、バガン遺跡から車で1時間も行くと、天空にそびえたつような岩の上に建てられた寺院のある、ポッパ山もあります。

せっかくミャンマーに行くなら、バガンとポッパ山はセットで観光するのがおすすめですよ。

 

多数の仏教遺跡

ミャンマーには有名な仏教遺跡が点在しています。

ヤンゴンの中心部のシュエダゴン・パゴダは、黄金に輝く荘厳な寺院です。

 

寺院は黄金に輝き、至るところに信者が寄進した宝石類が埋め込まれており、絢爛豪華!

中でも76カラットのダイヤが埋め込まれた風見鶏は必見です。

 

また、絶妙なバランスで立つ黄金の巨岩「ゴールデンロック」も人気の観光地のひとつです。

黄金の岩の上に建てられたチャイティーヨ・パコダは仏教徒の巡礼地としても有名です。

 

ミャンマーの治安は?

観光に訪れるときに気になるのが、現地の治安です。

ミャンマーの治安は今どうなっているのか見てみましょう。

 

ほとんどの地域はレベル1(十分注意)

外務省の海外安全情報によると、ミャンマーのほとんどの地域はレベル1、十分注意が必要ということです。

しかし、観光客が入れる観光地は比較的治安は良く、そこまで心配する必要はありません。

 

しかし、近年窃盗やぼったくりなど軽犯罪が増加傾向にあるので、油断は禁物です。

 

一部レベル2、レベル3の地域あり

ミャンマーには、一部レベル2、3の危険地帯もあります。

ミャンマー北部の国境地帯は少数民族と政府が対立しており、民族間で抗争が続発しています。

 

基本的に観光客が入る地域ではありませんが、危ないので興味本位で立ち入ることのないようにしましょう。

 

"ロヒンギャの村はラカイン州【レベル2】

近年問題になっている多くのイスラム教徒からなるロヒンギャの所在する村はラカイン州にあります。

ミャンマー西部のバングラディシュとの国境付近にあり、仏教信仰の根強い行政側との間で衝突が多発している所です。

 

長い間政府と抗争状態にあり、2019年3月には多数の死者が出ています。

 

まとめ

アジア最後の秘境とも言われるミャンマーには、普通の旅行では味わえない美しい原風景と、敬虔な仏教徒の優しさに触れることができます。

観光ビザ不要で行ける今、ミャンマーに訪れてみてはいかがでしょうか。

 

-ミャンマー旅行

Copyright© Asia Trippers , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.